[対談] 人工知能は重要経営課題となったサイバーリスクに対抗できるか | ScanNetSecurity
2026.02.13(金)

[対談] 人工知能は重要経営課題となったサイバーリスクに対抗できるか

企業のリスクマネジメントの専門家である ACEコンサルティング株式会社 白井 邦芳 氏と、SCSK株式会社の西廣 恭太 氏の二人は、この被害を、企業を取り巻くリスクとその対策が迎えている大きな転換点と捉えている。

特集 特集
PR
「WannaCry の被害で、経産省だけではなく、総務省や金融庁からも、危機管理の視点から、もっとマルウェア感染に慎重に対応するよう要請が出ています」 ACEコンサルティング株式会社 白井 邦芳 氏
「WannaCry の被害で、経産省だけではなく、総務省や金融庁からも、危機管理の視点から、もっとマルウェア感染に慎重に対応するよう要請が出ています」 ACEコンサルティング株式会社 白井 邦芳 氏 全 5 枚 拡大写真
「Ooops, your important files are encrypted.(おっと、あなたの大事なファイルは暗号化されました)」

5 月のある日こんなメッセージが、世界 150 カ国、20 万台を超える業務用 PC のモニタに表示された。PC のファイルを暗号化して、復号と引き替えに金銭を要求する「ランサムウェア」と呼ばれるマルウェアの一種「 WannaCry(ワナクライ)」の仕業である。公式に報告されただけでも 20 社を超える日本企業も被害を受けた。

企業のリスクマネジメントの専門家である ACEコンサルティング株式会社 白井 邦芳 氏と、SCSK株式会社の西廣 恭太 氏の二人は、この被害を、企業を取り巻くリスクとその対策が迎えている大きな転換点と捉えている。

サイバーリスクがどう変わりつつあるのか、そして今後どのような新しい視点で対策を行う必要があるのか両氏に話を聞いた。(聞き手:ScanNetSecurity 発行人 高橋)

●2004年のターニングポイント

―― 白井先生はインターネットの黎明期から現在まで、2,000 件を超える上場企業のリスクマネジメントに携わってこられました。企業にとってサイバーリスク管理には、これまでいくつかのターニングポイントがあったように思います。いろいろな見方がありますが、まず最初のターニングポイントはやはり、ブロードバンド接続サービスを提供する ISP をはじめとして、大手通信販売や、石油大手、信販大手などの情報流出が集中した 2004 年が挙げられますね。

  1. 1
  2. 2
  3. 3
  4. 続きを読む

《ScanNetSecurity》

関連記事

この記事の写真

/

特集

PageTop

アクセスランキング

  1. シンシアにランサムウェア攻撃、システム障害が発生

    シンシアにランサムウェア攻撃、システム障害が発生

  2. メール誤送信で農林水産省 職員及びその家族 4,571 人分のマイナンバー含む情報漏えい

    メール誤送信で農林水産省 職員及びその家族 4,571 人分のマイナンバー含む情報漏えい

  3. VPN 機器のログから不正アクセスの痕跡 ~ 関西総合システムにランサムウェア攻撃

    VPN 機器のログから不正アクセスの痕跡 ~ 関西総合システムにランサムウェア攻撃

  4. 公民館場所取り ~ シルバー人材センター元従事者が不正アクセス 約2年間で計15件

    公民館場所取り ~ シルバー人材センター元従事者が不正アクセス 約2年間で計15件

  5. STNet のネットワークに不正アクセス、企業・団体の担当者 20,846 名の個人情報が漏えいした可能性

    STNet のネットワークに不正アクセス、企業・団体の担当者 20,846 名の個人情報が漏えいした可能性

ランキングをもっと見る
PageTop