自動車のセキュリティに起因する事故の被害者を救済(三井住友海上火災保険、あいおいニッセイ同和損害保険) | ScanNetSecurity
2024.04.29(月)

自動車のセキュリティに起因する事故の被害者を救済(三井住友海上火災保険、あいおいニッセイ同和損害保険)

三井住友海上火災保険とあいおいニッセイ同和損害保険は、自動運転技術や性能、セキュリティに起因する事故に対する不安が高まっていることから新商品「不正アクセス・車両の欠陥等による事故の被害者救済費用特約」を開発し、2018年1月から販売する。

製品・サービス・業界動向 新製品・新サービス
日産の自動運転車コンセプト、IMxコンセプト(東京モーターショー2017)
日産の自動運転車コンセプト、IMxコンセプト(東京モーターショー2017) 全 3 枚 拡大写真
三井住友海上火災保険とあいおいニッセイ同和損害保険は、自動運転技術や性能、セキュリティに起因する事故に対する不安が高まっていることから新商品「不正アクセス・車両の欠陥等による事故の被害者救済費用特約」を開発し、2018年1月から販売する。

両社が実施したアンケート調査で、自動運転で交通事故の減少や移動支援を期待する声がある一方で、自動運転技術・性能・セキュリティに起因する暴走・事故を不安視する声が増えており、消費者が自動運転車の購買に慎重になっている実態が明らかになった。特に実証実験している自動運転車に遭遇した場合、「近づかない」との意見が半数以上を占めている。

両社は消費者の多くが、自動運転車による事故も確実に補償される制度・仕組みを求めていると判断、2018年1月から新商品「不正アクセス・車両の欠陥等による事故の被害者救済費用特約」などを販売する。

また、今後も自動運転システムの普及に向けて消費者の認識や社会的な受容性を理解するため、アンケートなどを通じて今後も継続的に調査・研究を進めるとともに、実態に合った商品を提供していく。

自動運転車をサイバー攻撃! 事故の被害者を救済する保険…三井住友海上とあいおいニッセイ同和

《レスポンス編集部@レスポンス》

関連記事

この記事の写真

/

特集

PageTop

アクセスランキング

  1. 今日もどこかで情報漏えい 第23回「2024年3月の情報漏えい」なめるなという決意 ここまでやるという矜恃

    今日もどこかで情報漏えい 第23回「2024年3月の情報漏えい」なめるなという決意 ここまでやるという矜恃

  2. 雨庵 金沢で利用している Expedia 社の宿泊予約情報管理システムに不正アクセス、フィッシングサイトへ誘導するメッセージ送信

    雨庵 金沢で利用している Expedia 社の宿泊予約情報管理システムに不正アクセス、フィッシングサイトへ誘導するメッセージ送信

  3. セトレならまちで利用している Expedia 社の宿泊予約情報管理システムに不正アクセス、フィッシングサイトへ誘導するメッセージ送信

    セトレならまちで利用している Expedia 社の宿泊予約情報管理システムに不正アクセス、フィッシングサイトへ誘導するメッセージ送信

  4. GROWI に複数の脆弱性

    GROWI に複数の脆弱性

  5. 編集長対談:世界で最も安全なバグバウンティ、クラウドソーシングでサイバー攻撃に競争原理を ~ Synack 三好 一久

    編集長対談:世界で最も安全なバグバウンティ、クラウドソーシングでサイバー攻撃に競争原理を ~ Synack 三好 一久PR

  6. インターネット専用宝くじで当選本数の登録誤り、1 等 200 万円 10 本が 200 本に

    インターネット専用宝くじで当選本数の登録誤り、1 等 200 万円 10 本が 200 本に

  7. PlayStation公式になりすましたアカウントに注意喚起、個人情報要求DMも

    PlayStation公式になりすましたアカウントに注意喚起、個人情報要求DMも

  8. メール誤送信事故多発で悪名高いドッペルゲンガードメイン「gmai.com」はどこの誰が保有しているのか?

    メール誤送信事故多発で悪名高いドッペルゲンガードメイン「gmai.com」はどこの誰が保有しているのか?

  9. スペシャリスト集結! マネーフォワード・ラック・富士ソフト・電通総研から学ぶ、脆弱性診断内製化の成功法則とは? AeyeScan 導入企業との公開対談

    スペシャリスト集結! マネーフォワード・ラック・富士ソフト・電通総研から学ぶ、脆弱性診断内製化の成功法則とは? AeyeScan 導入企業との公開対談PR

  10. 重い 高い 検索も使いにくいメールを企業の 6 割が使う理由

    重い 高い 検索も使いにくいメールを企業の 6 割が使う理由

ランキングをもっと見る