バッファロー製の有線ブロードバンドルータに複数の脆弱性(JVN)
IPAおよびJPCERT/CCは、バッファローが提供する複数の有線ブロードバンドルータに、複数の脆弱性が存在すると「JVN」で発表した。
脆弱性と脅威
セキュリティホール・脆弱性
影響を受けるシステムは以下の通り。
・BBR-4HG ファームウエア 1.00 から 1.48 まで
・BBR-4HG ファームウエア 2.00 から 2.07 まで
・BBR-4MG ファームウエア 1.00 から 1.48 まで
・BBR-4MG ファームウエア 2.00 から 2.07 まで
これらのシステムには、クロスサイトスクリプティング(CVE-2017-10896)および入力検査不備(CVE-2017-10897)の脆弱性が存在する。これらの脆弱性が悪用されると、当該製品にログインした状態のユーザが細工されたページにアクセスした場合、ユーザのブラウザ上で任意のスクリプトが実行されるなどの影響を受ける可能性がある。JVNでは、開発者が提供する情報をもとに、ファームウェアをアップデートするよう呼びかけている。
《吉澤 亨史( Kouji Yoshizawa )》