IoT製品や組み込み機器などの脆弱性をハッカー視点で診断するラボを開設(PwCサイバーサービス) | ScanNetSecurity
2024.03.30(土)

IoT製品や組み込み機器などの脆弱性をハッカー視点で診断するラボを開設(PwCサイバーサービス)

PwCサイバーサービスは、IoT製品、組み込み機器などの脆弱性を診断する「ハードウェアハッキング・ラボ」を開設し、稼働を開始したと発表した。

製品・サービス・業界動向 新製品・新サービス
ハッカー視点でのセキュリティ評価
ハッカー視点でのセキュリティ評価 全 1 枚 拡大写真
PwCサイバーサービス合同会社は12月5日、IoT製品、組み込み機器などの脆弱性を診断する「ハードウェアハッキング・ラボ」を開設し、稼働を開始したと発表した。急速に普及するIoT化は、すべての産業に恩恵をもたらす反面、サイバー攻撃を受けるリスクは高まっており、企業は、情報システムはもちろん、製品、設備を含む事業全体のセキュリティを担保することが急務となっている。

ハードウェアハッキング・ラボは、従来のネットワークを対象とした脆弱性診断では検知できない、車両システムなどのIoT製品や組み込み機器の検査に特化した研究施設。攻撃者と同じ目線で、完全なブラックボックステストを実施できる能力と設備を有しているという。具体的には、IoT機器や組み込み機器、ファームウェア、製品の脆弱性診断、ハッカー視点でのセキュリティ評価などを行う。車両システム単体のハッキングテストだけでなく、スマートフォンなどのスマートデバイス、V2XやOTAといった車両システムと連携する機器やサーバも含めた総合的なハッキングテストサービスも提供する。

《吉澤 亨史( Kouji Yoshizawa )》

関連記事

この記事の写真

/

特集

PageTop

アクセスランキング

  1. 富士通の複数の業務パソコンにマルウェア、個人情報を含むファイルを不正に持ち出せる状態に

    富士通の複数の業務パソコンにマルウェア、個人情報を含むファイルを不正に持ち出せる状態に

  2. ランサムウェアに身代金を支払う傾向の強い組織の構造が明らかに

    ランサムウェアに身代金を支払う傾向の強い組織の構造が明らかに

  3. プロ e スポーツ選手のアカウントにハッキング

    プロ e スポーツ選手のアカウントにハッキング

  4. 日東製網へのランサムウェア攻撃、約 1 ヶ月で全システム復旧

    日東製網へのランサムウェア攻撃、約 1 ヶ月で全システム復旧

  5. 総務省「無線LANセキュリティガイドライン」更新、自宅と公衆に分冊

    総務省「無線LANセキュリティガイドライン」更新、自宅と公衆に分冊

  6. 脆弱性診断の新たな選択肢「ちょうどいいレベルの診断」を AeyeScan活用でサービス化 ~ NTTデータ先端技術

    脆弱性診断の新たな選択肢「ちょうどいいレベルの診断」を AeyeScan活用でサービス化 ~ NTTデータ先端技術PR

  7. 時給7,500円 ~ 総務省、非常勤サイバーセキュリティ人材募集 月2時間 霞が関勤務

    時給7,500円 ~ 総務省、非常勤サイバーセキュリティ人材募集 月2時間 霞が関勤務

  8. 早稲田スポーツ新聞会のホームページがウイルス感染、意図せずファイルがダウンロードされる被害

    早稲田スポーツ新聞会のホームページがウイルス感染、意図せずファイルがダウンロードされる被害

  9. Meta 社へ申請するも復旧困難と判断、乗っ取り被害の「池袋エリアプラットフォーム」の Facebook ページ削除

    Meta 社へ申請するも復旧困難と判断、乗っ取り被害の「池袋エリアプラットフォーム」の Facebook ページ削除

  10. Jenkins に任意のファイルの読み取りが可能となるコマンドラインインターフェース機能におけるアクセス制御不備の脆弱性(Scan Tech Report)

    Jenkins に任意のファイルの読み取りが可能となるコマンドラインインターフェース機能におけるアクセス制御不備の脆弱性(Scan Tech Report)

ランキングをもっと見る