アップルがSafari、macOS、iOSなどのアップデートを公開、適用を呼びかけ(JVN)
IPAおよびJPCERT/CCは、Apple社が提供する複数の製品に脆弱性が存在すると「JVN」で発表した。
脆弱性と脅威
セキュリティホール・脆弱性
公開されたアップデートは、「Safari 11.0.2 より前のバージョン」「macOS High Sierra 10.13.2 より前のバージョン」「macOS Sierra」「OS X El Capitan」「iOS 11.2 より前のバージョン」「iTunes 12.7.2 for Windows より前のバージョン」「tvOS 11.2.1 より前のバージョン」「watchOS 4.2 より前のバージョン」「iCloud for Windows 7.2 より前のバージョン」「AirPort Base Station Firmware 7.7.9 より前のバージョン」「AirPort Base Station Firmware 7.6.9 より前のバージョン」を対象としている。
想定される影響は各脆弱性により異なるが、任意のコードの実行、WPAクライアントにおけるnonce再利用(KRACK)、情報漏えい、認証回避、暗号化メールでの不正な証明書利用、アクセス制限回避などの影響を受ける可能性がある。JVNでは、Apple社が提供する情報をもとに最新版へアップデートするよう呼びかけている。
《吉澤 亨史( Kouji Yoshizawa )》