情報漏えいをする人は会社にとって大切な人材~働き方改革成功の鍵を握るセキュリティのポイント(ワンビ)[Security Days Spring 2018] | ScanNetSecurity[国内最大級のサイバーセキュリティ専門ポータルサイト]
2019.09.23(月)

情報漏えいをする人は会社にとって大切な人材~働き方改革成功の鍵を握るセキュリティのポイント(ワンビ)[Security Days Spring 2018]

出先や自宅に持ち出される重要なデータをどのように守るかーその対策を追求してきたワンビの代表取締役社長、加藤貴氏に聞いた。

研修・セミナー・カンファレンス セミナー・イベント
「社員に罰則を与えても、漏洩はなくならない」ワンビ株式会社 代表取締役社長 加藤 貴 氏
「社員に罰則を与えても、漏洩はなくならない」ワンビ株式会社 代表取締役社長 加藤 貴 氏 全 1 枚 拡大写真
政府が推進する「働き方改革」は、生産性向上だけでなく、時間や場所にとらわれない柔軟な働き方を実現するとして大きなトレンドになりつつある。だが、そこで大きな課題となるのがセキュリティだ。出先や自宅に持ち出される重要なデータをどのように守るかーーその対策を追求してきたワンビ株式会社の代表取締役社長、加藤貴氏に、Security Days Spring 2018のセッション「働き方改革の〇〇を禁止する活用とセキュリティのノウハウ」の見所を尋ねた。


──ワンビという会社について教えてください。

世の中のセキュリティニーズに応えることを目的に、2006年に設立しました。主力製品は、盗難に遭ったり紛失したPCやタブレット端末のデータをリモートから消去できる「TRUST DELETE Biz」で、当初のパッケージ版からASP版、そしてクラウド版へと拡張してきました。これら製品は全て自社内で開発しており、一度作ってリリースしたら終わりではなく、デバイスに合わせて製品を作っていることが特徴です。

──デバイスに合わせた製品とはどういうものですか?

標準版のTRUST DELETE Bizは、ノートPCやデバイスのリモートロックやリモートワイプ、位置情報の取得、データの不可視化といった機能を提供しますが、それに加えて「パナソニック版」「for VAIO PC」といった具合に、デバイスに合わせて特別な作り込みを加えた製品を、メーカーの協力を得て開発しています。

例えばパナソニック版では、PCに携帯SIMが入っており、万一紛失や盗難があったときには携帯通信網経由でSMSで命令を送って起動させ、Windowsが立ち上がる前にBIOSからデータを消去できます。盗まれていつ起動されるか分からない状態でも、確実にデータを消去でき、よりハイレベルなセキュリティを実現します。同様にVAIO版でも、消去命令を受け取ったら独自技術を用いてBIOSからディスク全体を消去でき、Windows OS上からでは困難な根本的なデータ削除を実現します。

──「MDM製品」ではなく「セキュリティ製品」なのですね。

MDM(Mobile Device Management)製品は文字通り、デバイス管理やアプリケーション管理が先にあり、セキュリティは一つの機能にすぎません。これに対しTRUST DELETE Bizはセキュリティに特化した商品で、オフライン状態でもセキュリティをかけることができます。また、MDM製品の多くはiOSやAndroidを搭載したスマートデバイスに主眼を置いていますが、われわれの製品が対応するのはWindowsです。考えてみてほしいのですが、もし端末をなくしたときの影響は、スマートデバイスよりもPCの方が大きいでしょう。業務に関わる情報が入っているのですから、そこにきちんとセキュリティをかけなければいけません。

  1. 1
  2. 2
  3. 続きを読む

《ScanNetSecurity》

関連記事

この記事の写真

/
PageTop

特集

アクセスランキング

  1. メールサーバへ海外から不正アクセス、なりすましメールを送信(EPO九州)

    メールサーバへ海外から不正アクセス、なりすましメールを送信(EPO九州)

  2. Android版「LINE」に任意コード実行など複数の脆弱性(JVN)

    Android版「LINE」に任意コード実行など複数の脆弱性(JVN)

  3. 日本郵便を騙る偽SMS、マイクロソフトを騙る偽メールを確認(フィッシング対策協議会)

    日本郵便を騙る偽SMS、マイクロソフトを騙る偽メールを確認(フィッシング対策協議会)

  4. サイバーセキュリティ技術者の「職人技」どこまで標準化できるか

    サイバーセキュリティ技術者の「職人技」どこまで標準化できるかPR

  5. 受験者への合格通知を誤って2名分同封し発送(愛知県)

    受験者への合格通知を誤って2名分同封し発送(愛知県)

  6. MAC アドレス認証 これだけ危険 ~ Wi-Fi セキュリティ対策の誤解

    MAC アドレス認証 これだけ危険 ~ Wi-Fi セキュリティ対策の誤解PR

  7. 個人市民税・府民税の「納税管理人の届出書」を別法人に誤送付(大阪市)

    個人市民税・府民税の「納税管理人の届出書」を別法人に誤送付(大阪市)

  8. Scan BASIC 登録方法

    Scan BASIC 登録方法

  9. 10連休控え例年より早く発表、今年の長期休暇におけるセキュリティ注意喚起(IPA)

    10連休控え例年より早く発表、今年の長期休暇におけるセキュリティ注意喚起(IPA)

  10. 「アカウントを更新できなかった」とする偽Amazonメール(フィッシング対策協議会)

    「アカウントを更新できなかった」とする偽Amazonメール(フィッシング対策協議会)

ランキングをもっと見る