セキュリティラボを開設、活動の第1弾としてWordPressの攻撃レポート公開(JP-Secure)
JP-Secureは、「JP-Secure Labs(ジェイピー・セキュア ラボ)」を開設したと発表した。
製品・サービス・業界動向
新製品・新サービス
JP-Secure Labsは、同社の企業理念である「誰にでも簡単に、安心して利用できるIT社会の実現」に向けて開設したもので、Webサイトのセキュリティを重点分野と位置づけ、脆弱性や攻撃手法、対策技術に関する調査・研究・開発を行っていく。活動の成果は自社製品・サービスの向上に生かすほか、有益な情報発信にも取り組んでいく予定。
レポートでは、ユーザ数40万超のサービスサイトを対象に、3カ月にわたり集計。その結果、約4,700万件の攻撃を検出し、そのうち約1,500件がWordPressまたはその可能性が高いものであった。攻撃の約40%がSQLインジェクションで、以下、OSコマンドインジェクション、バッファオーバーフロー、クロスサイトスクリプティングと続いた。接続元は1位が米国(33%)、2位が日本(14%)となっている。WordPressへの攻撃の検出カ所では「xmlrpc.php」が38%でもっとも多かった。レポートでは効果的な対策手法も解説している。
《吉澤 亨史( Kouji Yoshizawa )》
関連記事
この記事の写真
/