バッファロー製Wi-Fiルータ「FS010W」に、任意コード実行などの脆弱性(JVN)
IPAおよびJPCERT/CCは、バッファローが提供するWi-Fiルータ「WXR-1900DHP2」に複数の脆弱性が存在すると「JVN」で発表した。
脆弱性と脅威
セキュリティホール・脆弱性
「WXR-1900DHP2 ファームウェア Ver.2.48 およびそれ以前」には、認証欠如の問題(CVE-2018-0521)、バッファオーバーフロー(CVE-2018-0522)、OSコマンドインジェクション(CVE-2018-0523)の脆弱性が存在する。
これらの脆弱性により、当該製品が接続しているネットワークにアクセス可能な第三者によって、当該製品上で任意のコマンドが実行される(CVE-2018-0521)、当該製品にログインした状態のユーザに細工されたファイルを読み込ませることで、任意のコードが実行される (CVE-2018-0522)、当該製品が接続しているネットワークにアクセス可能な第三者によって、当該製品上で任意のコマンドが実行される(CVE-2018-0523)といった影響を受ける可能性がある。
JVNでは、開発者が提供する情報をもとに、ファームウェアをアップデートするよう呼びかけている。
《吉澤 亨史( Kouji Yoshizawa )》