ダークネット観測網への攻撃の半数以上がIoT機器を標的、手法も高度化(NICT) | ScanNetSecurity
2026.02.23(月)

ダークネット観測網への攻撃の半数以上がIoT機器を標的、手法も高度化(NICT)

NICTは、「NICTER観測レポート2017」を発表した。

調査・レポート・白書・ガイドライン 調査・ホワイトペーパー
1 IPアドレス当たりの年間総観測パケット数
1 IPアドレス当たりの年間総観測パケット数 全 2 枚 拡大写真
国立研究開発法人情報通信研究機構(NICT)は2月27日、「NICTER観測レポート2017」を発表した。NICTサイバーセキュリティ研究所では、NICTERプロジェクトにおいて大規模サイバー攻撃観測網(ダークネット観測網)を構築し、2005年からサイバー攻撃関連通信の観測を続けている。2017年、ダークネット観測網(約30万IPアドレス)には、前年比で約1.2倍となる合計1,504億パケットのサイバー攻撃関連通信を観測。これは1IPアドレスあたり約56万パケットが届いたことになる。

宛先ポート番号では、Webカメラなどに使用される「23/TCP」が38.5%を占め、モバイルルータやSSH認証サーバに使用される「22/TCP」(6.1%)、Windowsサーバサービスに使用される「445/TCP」(5.0%)と続いた。トップ10の半数以上がIoT機器をターゲットにしたパケットと考えられるという。また攻撃は、単純なIDとパスワードが設定された機器への侵入から、特定の機器に内在する脆弱性を狙う攻撃へと変化しており、IoT機器への攻撃手法が高度化している。

《吉澤 亨史( Kouji Yoshizawa )》

関連記事

この記事の写真

/

特集

PageTop

アクセスランキング

  1. 信和、サイバー攻撃を受けた可能性のある事象を確認

    信和、サイバー攻撃を受けた可能性のある事象を確認

  2. フォレンジック調査を無駄にしないため サイバー攻撃被害発生時にやってはいけないNG行動集、個人情報保護委員会が公表

    フォレンジック調査を無駄にしないため サイバー攻撃被害発生時にやってはいけないNG行動集、個人情報保護委員会が公表

  3. JPCERT/CC、Active Directory に注目した Windowsのイベントログ分析トレーニング用コンテンツ資料公開

    JPCERT/CC、Active Directory に注目した Windowsのイベントログ分析トレーニング用コンテンツ資料公開

  4. IPA「セキュリティ要件適合評価及びラベリング制度 (JC-STAR) 通信機器 ★3セキュリティ要件」公開

    IPA「セキュリティ要件適合評価及びラベリング制度 (JC-STAR) 通信機器 ★3セキュリティ要件」公開

  5. 100万人以上の大型事故が前年から 3 倍増 ~ 2025年 上場企業の個人情報漏えい・紛失事故

    100万人以上の大型事故が前年から 3 倍増 ~ 2025年 上場企業の個人情報漏えい・紛失事故

ランキングをもっと見る
PageTop