オムロン製「CX-Supervisor」に、リモートコード実行の複数の脆弱性(JVN)
IPAおよびJPCERT/CCは、オムロンが提供する「CX-Supervisor」に複数の脆弱性が存在すると「JVN」で発表した。
脆弱性と脅威
セキュリティホール・脆弱性
「CX-Supervisor Version 3.30 およびそれ以前」には、スタックベースのバッファオーバーフロー(CVE-2018-7513)、初期化されていないポインタのアクセス(CVE-2018-7515)、メモリ境界外への書き込み(CVE-2018-7517)、ヒープベースのバッファオーバーフロー(CVE-2018-7519)、解放済みメモリ使用(CVE-2018-7521)、メモリ二重解放(CVE-2018-7523)、信頼できないポインタの参照(CVE-2018-7525)の脆弱性が存在する。
これらの脆弱性が悪用されると、リモートの第三者によって任意のコードを実行される可能性がある。JVNでは、開発者が提供する情報をもとに、最新版へアップデートするよう呼びかけている。
《吉澤 亨史( Kouji Yoshizawa )》