2017年に盗難・漏えいしたデータ数は前年比89%増加の26億件(ジェムアルト)
ジェムアルトは、世界中で公表されたデータ漏えいインシデントのデータベースである「Breach Level Index」の2017年の集計結果を発表した。
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これにより、調査を始めた2013年以来、100億件以上のデータが漏えいしたことになり、これは平均して毎日700万件以上、毎秒約82件のデータが漏えいしていることになる。データの漏えい源は、データ侵害事件数では「悪意ある部外者」が72%でもっとも多く、「不慮の事故」(18%)、「悪意のある内部者」(9%)、「ハクティビスト」(1%)、「国の諜報機関」(1%)と続いた。ただし、漏えいデータ数では「悪意のある部外者」(23%)、「不慮の事故」(76%)、「悪意のある内部者」(117%)と、いずれも増加している。
業種別では、データ侵害事件数では「医療」(27%)、「金融」(12%)、「教育機関」(11%)、「政府機関」(11%)の順で多く発生しており、漏洩したデータ件数では「政府機関」(18%)、「テクノロジー」(16%)、「金融」(9%)の順となっている。
《吉澤 亨史( Kouji Yoshizawa )》
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