2017年に盗難・漏えいしたデータ数は前年比89%増加の26億件(ジェムアルト) | ScanNetSecurity[国内最大級のサイバーセキュリティ専門ポータルサイト]
2018.10.19(金)

2017年に盗難・漏えいしたデータ数は前年比89%増加の26億件(ジェムアルト)

ジェムアルトは、世界中で公表されたデータ漏えいインシデントのデータベースである「Breach Level Index」の2017年の集計結果を発表した。

調査・レポート・白書 調査・ホワイトペーパー
2017年に漏えいしたデータ数は26億件
2017年に漏えいしたデータ数は26億件 全 3 枚 拡大写真
ジェムアルト株式会社は4月11日、世界中で公表されたデータ漏えいインシデントのデータベースである「Breach Level Index」(BLI:情報漏えい危険度指数)の2017年の集計結果を発表した。これによると、2017年は世界で1,765件のデータ侵害事件が発生し、盗難・漏えいしたデータ件数は前年比89%増加の約26億件となった。1,765件のデータ侵害事件のうち、個人情報が69%を占めた。データ件数では前年比73%増の6億となっている。

これにより、調査を始めた2013年以来、100億件以上のデータが漏えいしたことになり、これは平均して毎日700万件以上、毎秒約82件のデータが漏えいしていることになる。データの漏えい源は、データ侵害事件数では「悪意ある部外者」が72%でもっとも多く、「不慮の事故」(18%)、「悪意のある内部者」(9%)、「ハクティビスト」(1%)、「国の諜報機関」(1%)と続いた。ただし、漏えいデータ数では「悪意のある部外者」(23%)、「不慮の事故」(76%)、「悪意のある内部者」(117%)と、いずれも増加している。

業種別では、データ侵害事件数では「医療」(27%)、「金融」(12%)、「教育機関」(11%)、「政府機関」(11%)の順で多く発生しており、漏洩したデータ件数では「政府機関」(18%)、「テクノロジー」(16%)、「金融」(9%)の順となっている。

《吉澤 亨史( Kouji Yoshizawa )》

関連記事

この記事の写真

/
PageTop

特集

アクセスランキング

  1. 朝日新聞のサイバー事件報道姿勢 - 記者が語る「伊勢志摩サミット」「ポケドラ」「SkySEA Client View」

    朝日新聞のサイバー事件報道姿勢 - 記者が語る「伊勢志摩サミット」「ポケドラ」「SkySEA Client View」

  2. 根拠なき安心へ突きつける不吉な答え - 書評「原発サイバートラップ」

    根拠なき安心へ突きつける不吉な答え - 書評「原発サイバートラップ」

  3. 件名と本文に本当のパスワードを記載、仮想通貨を要求するメール確認(JPCERT/CC)

    件名と本文に本当のパスワードを記載、仮想通貨を要求するメール確認(JPCERT/CC)

  4. 「FileZen」にリモートからOSコマンドを実行される脆弱性(JVN)

    「FileZen」にリモートからOSコマンドを実行される脆弱性(JVN)

  5. 「Chrome 70」警告対象証明書、9割対応済み(デジサート・ジャパン)

    「Chrome 70」警告対象証明書、9割対応済み(デジサート・ジャパン)

  6. 特定のメッセージでPS4が動作不能に陥るグリッチを確認

    特定のメッセージでPS4が動作不能に陥るグリッチを確認

  7. 走る SOC「IBM X-Force C-TOC 」公開、インシデント対応能力強化(IBM)

    走る SOC「IBM X-Force C-TOC 」公開、インシデント対応能力強化(IBM)

  8. インシデント報告件数、「フィッシングサイト」が「スキャン」を上回る(JPCERT/CC)

    インシデント報告件数、「フィッシングサイト」が「スキャン」を上回る(JPCERT/CC)

  9. Mirai ボットマスターが禁固刑免れる、FBI 大絶賛の「社会奉仕」活動(The Register)

    Mirai ボットマスターが禁固刑免れる、FBI 大絶賛の「社会奉仕」活動(The Register)

  10. Proxyログ分析パッケージ提供開始(マクニカネットワークス)

    Proxyログ分析パッケージ提供開始(マクニカネットワークス)

ランキングをもっと見る