オムロン製FA統合ツールパッケージに複数の脆弱性(JVN)
IPAおよびJPCERT/CCは、オムロンが提供するFA統合ツールパッケージ「CX-One」に含まれるアプリケーションに、複数の脆弱性が存在すると「JVN」で発表した。
脆弱性と脅威
セキュリティホール・脆弱性
CX-One Version 4.4.2 およびそれ以前に含まれる
・CX-FLnet Version 1.00 およびそれ以前
・CX-Protocol Version 1.992 およびそれ以前
・CX-Programmer Version 9.65 およびそれ以前
・CX-Server Version 5.0.22 およびそれ以前
・Network Configurator Version 3.63 およびそれ以前
・Switch Box Utility Version 1.68 およびそれ以前
これらには、スタックベースのバッファオーバーフロー(CVE-2018-7514)、不適切な型を使用したリソースへのアクセス(型の取り違え)(CVE-2018-7530)、ヒープベースのバッファオーバーフロー(CVE-2018-8834)の脆弱性が存在する。これらの脆弱性が悪用されると、リモートの第三者により任意のコードを実行される可能性がある。JVNでは、開発者が提供する情報をもとに最新版へアップデートするよう呼びかけている。
《吉澤 亨史( Kouji Yoshizawa )》