脆弱性情報の製品別登録件数、1位はDebian GNU/Linux、2位はAndroid(IPA) | ScanNetSecurity
2025.12.04(木)

脆弱性情報の製品別登録件数、1位はDebian GNU/Linux、2位はAndroid(IPA)

IPAは、2018年第1四半期(1月から3月)における「脆弱性対策情報データベース『JVN iPedia』の登録状況」を発表した。

調査・レポート・白書・ガイドライン 調査・ホワイトペーパー
2018年第1四半期の登録件数
2018年第1四半期の登録件数 全 4 枚 拡大写真
独立行政法人 情報処理推進機構(IPA)は4月24日、2018年第1四半期(1月から3月)における「脆弱性対策情報データベース『JVN iPedia』の登録状況」を発表した。発表によると、同期間にJVN iPedia日本語版へ登録された脆弱性対策情報は3,113件で、累計登録件数が81,523件となった。内訳は、国内製品開発者から収集したもの2件(公開開始からの累計は198件)、JVNから収集したもの89件(累計7,953件)、NVDから収集したもの3,022件(累計73,372件)となっている。

また、件数が多かった脆弱性は、「CWE-79(クロスサイトスクリプティング:(XSS)」414件、「CWE-119(バッファエラー)」326件、「CWE-20(不適切な入力確認)」326件、「CWE-200(情報漏えい)」274件、「CWE-89(SQLインジェクション)」255件などとなっている。製品別登録状況では、「Debian GNU/Linux (Debian)」117件、「Android (Google)」104件、「HPE Intelligent Management Center (ヒューレット・パッカード・エンタープライズ)」96件、「Linux Kernel (Linux)」50件、「Microsoft Edge (マイクロソフト)」46件となっている。

《吉澤 亨史( Kouji Yoshizawa )》

関連記事

この記事の写真

/

特集

PageTop

アクセスランキング

  1. 流出先での営業活動が新たに判明 ~ ヤマト運輸の元従業員による情報不正持ち出し

    流出先での営業活動が新たに判明 ~ ヤマト運輸の元従業員による情報不正持ち出し

  2. テインへのランサムウェア攻撃、子会社の中国工場が 1 週間稼働を停止

    テインへのランサムウェア攻撃、子会社の中国工場が 1 週間稼働を停止

  3. 期限警告 金銭未払 情報漏えい ~ 迷惑メール「HEUR:Hoax.Script.Scaremail」が受信者を脅しそして煽る 5 つのパターン

    期限警告 金銭未払 情報漏えい ~ 迷惑メール「HEUR:Hoax.Script.Scaremail」が受信者を脅しそして煽る 5 つのパターン

  4. コバヤシのサーバに不正アクセス、情報が窃取されるもデータ暗号化や業務停止に至る被害は無し

    コバヤシのサーバに不正アクセス、情報が窃取されるもデータ暗号化や業務停止に至る被害は無し

  5. 大企業における VPN 時代の終焉ほか ~ Zscaler 2026年サイバーセキュリティトレンド

    大企業における VPN 時代の終焉ほか ~ Zscaler 2026年サイバーセキュリティトレンド

ランキングをもっと見る
PageTop