Drupalにおけるリモートコード実行の脆弱性を検証(NTTデータ先端技術)
NTTデータ先端技術は、Drupalに含まれるリモートコード実行に関する脆弱性(CVE-2018-7600)に関する検証レポートを公開した。
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この脆弱性が悪用されると、Drupal Coreと呼ばれるDrupalの基本機能の実装において、ユーザ認証を必要とせずリモートから任意のコードを実行される可能性がある。同コミュニティでは本脆弱性の深刻度を「Highly Critical」と評価している。
この脆弱性の再現性について、同社の鈴木涼太氏、野本竹春氏が検証を行った。検証は、CentOS 7.3.1611上のDrupal 8.4.5をターゲットシステムとして実施した。Drupalに対して任意のコード実行を目的とする不正に細工したHTTPリクエストをスクリプト実装し、攻撃コードを送信した。検証の結果、標的サーバ上にシステムファイルを配置し、参照可能な状態にすることに成功した。
《吉澤 亨史( Kouji Yoshizawa )》
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