2017年度の国内セキュリティサービス市場は2,750億円、2022年度には4,100億円突破へ(ITR) | ScanNetSecurity
2025.12.05(金)

2017年度の国内セキュリティサービス市場は2,750億円、2022年度には4,100億円突破へ(ITR)

ITRは、国内のサイバー・セキュリティサービス市場規模および予測を発表した。

調査・レポート・白書・ガイドライン 調査・ホワイトペーパー
サイバー・セキュリティサービス市場規模推移および予測
サイバー・セキュリティサービス市場規模推移および予測 全 1 枚 拡大写真
株式会社アイ・ティ・アール(ITR)は6月14日、国内のサイバー・セキュリティサービス市場規模および予測を発表した。また、国内39ベンダへの調査をベースとした、これらの市場動向と分析をまとめた市場調査レポート「ITR Market View:内部漏洩対策型SOCサービス市場2018」「ITR Market View:外部攻撃対策型SOCサービス市場2018」「ITR Market View:サイバー・セキュリティ・コンサルティング・サービス市場2018」の3冊を順次発刊する。

国内サイバー・セキュリティサービス市場の2017年度の売上金額は約2,750億円で、前年度比13.8%の増加となった。巧妙かつ高度化が進むサイバー攻撃が発生し続けていることから、企業は自社運用だけでは対応しきれない状況となっており、被害が拡大している。このサイバー攻撃からの被害を最小限に食い止めるために、セキュリティの専門家による24時間365日の運用監視サービスの必要性と重要性が高まり続けている。

また近年は、制御セキュリティやIoTセキュリティが大きな課題となっており、これに伴い、CSMS・PSIRT・IoTセキュリティ構築運用支援サービスをはじめとしたセキュリティコンサルティングサービスの需要も拡大している。このような背景から、2018年度の売上金額は約3,100億円、前年度比12.7%増と引き続き順調な伸びを見込んでいる。2017年度から2022年度までの年平均成長率(CAGR)は8.4%、2020年度の市場規模は4,100億円を突破すると予測している。

《吉澤 亨史( Kouji Yoshizawa )》

関連記事

この記事の写真

/

特集

PageTop

アクセスランキング

  1. ゼネラルで使用していた端末から情報流出の可能性

    ゼネラルで使用していた端末から情報流出の可能性

  2. FortiGate の SSL-VPN 廃止受けた設定最適化サービス

    FortiGate の SSL-VPN 廃止受けた設定最適化サービス

  3. メール誤送信事故多発で悪名高いドッペルゲンガードメイン「gmai.com」はどこの誰が保有しているのか?

    メール誤送信事故多発で悪名高いドッペルゲンガードメイン「gmai.com」はどこの誰が保有しているのか?

  4. 木更津市 黒塗りして 個人情報漏えい

    木更津市 黒塗りして 個人情報漏えい

  5. 測定器メーカーならではのセキュリティとは(東陽テクニカ)[Security Days Spring 2018]

    測定器メーカーならではのセキュリティとは(東陽テクニカ)[Security Days Spring 2018]PR

ランキングをもっと見る
PageTop