ロジクールの複数のソフトウェアに、任意コード実行の脆弱性(JVN)
IPAおよびJPCERT/CCは、ロジクールが提供する複数のソフトウェアに、DLL読み込みに関する脆弱性が存在すると「JVN」で発表した。
脆弱性と脅威
セキュリティホール・脆弱性
「ロジクール ゲームソフトウェア バージョン 8.87.116 より前のバージョン (CVE-2018-0620)」および「ロジクール接続ユーティリティソフトウェア バージョン 2.30.9 より前のバージョン(CVE-2018-0621)」のインストーラには、DLLを読み込む際の検索パスが原因で、同一ディレクトリに存在する特定のDLLファイルを読み込んでしまう脆弱性が存在する。
この脆弱性が悪用されると、インストーラを実行している権限で、任意のコードを実行される可能性がある。JVNでは、開発者が提供する情報をもとに、最新版のインストーラを使用するよう呼びかけている。
《吉澤 亨史( Kouji Yoshizawa )》