NEC Aterm の Wi-Fiポータブルルータやネットワークカメラ等複数製品に複数の脆弱性(JVN)
IPAおよびJPCERT/CCは、NECが提供する複数の「Aterm」製品に、複数の脆弱性が存在すると「JVN」で発表した。
脆弱性と脅威
セキュリティホール・脆弱性
「HC100RCカメラ用ファームウェア Ver1.0.1 およびそれ以前」には、OSコマンドインジェクション(CVE-2018-0634、CVE-2018-0635、CVE-2018-0636、CVE-2018-0637、CVE-2018-0638、CVE-2018-0639)、およびバッファオーバーフロー(CVE-2018-0640、CVE-2018-0641)の脆弱性が存在する。
「W300Pファームウェア Ver1.0.13 およびそれ以前」には、OSコマンドインジェクション(CVE-2018-0629、CVE-2018-0630、CVE-2018-0631)、およびバッファオーバーフロー(CVE-2018-0632、CVE-2018-0633)の脆弱性が存在する。
「WG1200HPファームウェア Ver1.0.31 およびそれ以前」には、OSコマンドインジェクション(CVE-2018-0625、CVE-2018-0626、CVE-2018-0627、CVE-2018-0628)の脆弱性が存在する。
JVNでは、開発者が提供する情報をもとにファームウェアを最新版へアップデートするよう呼びかけている。
《吉澤 亨史( Kouji Yoshizawa )》