仮想通貨を要求する日本語の脅迫メール確認(JPCERT/CC) | ScanNetSecurity
2024.03.28(木)

仮想通貨を要求する日本語の脅迫メール確認(JPCERT/CC)

JPCERT/CCは、CyberNewsFlashとして「仮想通貨を要求する日本語の脅迫メールについて」を公開した。

脆弱性と脅威 脅威動向
送付されている日本語の脅迫メールの一例
送付されている日本語の脅迫メールの一例 全 1 枚 拡大写真
一般社団法人 JPCERT コーディネーションセンター(JPCERT/CC)は9月19日、CyberNewsFlashとして「仮想通貨を要求する日本語の脅迫メールについて」を公開した。9月18日頃から、仮想通貨を要求する日本語のメールが確認されている。この脅迫メールについて、JPCERT/CCでは「あなたの秘密の生活」「セキュリティ警告」「アカウントの問題」「読んだ後に電子メールを削除!」の4つの件名を確認している。

メール本文は、以前より出回っている英文メールを日本語に翻訳したものと推測され、受信者に関する情報を収集し、その情報を削除する代わりに仮想通貨を要求するという内容が記載されている。JPCERT/CCでは、このようなメールを受信した場合は攻撃者の要求には応じず、冷静に対応を行うことや、メール本文でパスワードが示されている場合は、実際に同じパスワードを使用しているサービスがあれば、ログイン履歴を確認し、異なるパスワードを再設定するなど適切な対応を行うよう呼びかけている。

《吉澤 亨史( Kouji Yoshizawa )》

関連記事

この記事の写真

/

特集

PageTop

アクセスランキング

  1. 富士通の複数の業務パソコンにマルウェア、個人情報を含むファイルを不正に持ち出せる状態に

    富士通の複数の業務パソコンにマルウェア、個人情報を含むファイルを不正に持ち出せる状態に

  2. ランサムウェアに身代金を支払う傾向の強い組織の構造が明らかに

    ランサムウェアに身代金を支払う傾向の強い組織の構造が明らかに

  3. 総務省「無線LANセキュリティガイドライン」更新、自宅と公衆に分冊

    総務省「無線LANセキュリティガイドライン」更新、自宅と公衆に分冊

  4. プロ e スポーツ選手のアカウントにハッキング

    プロ e スポーツ選手のアカウントにハッキング

  5. 日東製網へのランサムウェア攻撃、約 1 ヶ月で全システム復旧

    日東製網へのランサムウェア攻撃、約 1 ヶ月で全システム復旧

  6. 時給7,500円 ~ 総務省、非常勤サイバーセキュリティ人材募集 月2時間 霞が関勤務

    時給7,500円 ~ 総務省、非常勤サイバーセキュリティ人材募集 月2時間 霞が関勤務

  7. UDP ベースのアプリケーション層プロトコル実装にサービス運用妨害(DoS)の脆弱性

    UDP ベースのアプリケーション層プロトコル実装にサービス運用妨害(DoS)の脆弱性

  8. 脆弱性診断の新たな選択肢「ちょうどいいレベルの診断」を AeyeScan活用でサービス化 ~ NTTデータ先端技術

    脆弱性診断の新たな選択肢「ちょうどいいレベルの診断」を AeyeScan活用でサービス化 ~ NTTデータ先端技術PR

  9. 「サイバーセキュリティお助け隊サービス」制度に新たに 2 類を創設、価格要件を緩和

    「サイバーセキュリティお助け隊サービス」制度に新たに 2 類を創設、価格要件を緩和

  10. Jenkins に任意のファイルの読み取りが可能となるコマンドラインインターフェース機能におけるアクセス制御不備の脆弱性(Scan Tech Report)

    Jenkins に任意のファイルの読み取りが可能となるコマンドラインインターフェース機能におけるアクセス制御不備の脆弱性(Scan Tech Report)

ランキングをもっと見る