「ゼロ情シス」企業向けサイバー保険付の出口対策、LACのC&CサーバDB活用(デジタルデータソリューション)
デジタルデータソリューションは、ホワイトハッキング・セキュリティサービスを展開する「デジタルデータハッキング(DDH)」を新事業として、10月1日に立ち上げたと発表した。
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ハッカーが情報を抜き取る際に使用するC2サーバ(Command&Controlサーバ:C&Cサーバ)をリスト化し、その通信先へのアクセスが発生した際に検知し遮断する「出口対策」を「DDH BOX」が提供する。
DDH BOXが参照するC2サーバのリストは、同社株主の一社である株式会社ラックが運営する監視センター「JSOC」によりデイリーで更新される。またDDH BOXでは、センサーからのアラートが発報された時点で、年間300万円までのサイバー保険が適用され、感染時のフォレンジックなどの費用がかさむ部分をカバーする。年間300万円までのサイバー保険適用範囲であれば、攻撃によって消去・改ざん・破壊されたデータを復旧できるという。
料金は、アプライアンス1台、監視端末台数10台のミニマムケースで月額15,000円から。株式会社ラック代表取締役社長 西本 逸郎 氏は「セキュリティ専任の担当者がいない、あるいは情報システム部門のない事業者(中略)において、各種サイバーセキュリティ対策を進められることが期待できます」とコメントしている。
《吉澤 亨史( Kouji Yoshizawa )》
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