WannaCryなどで使用されたポート445へのパケットが増加--定点観測レポート(JPCERT/CC) | ScanNetSecurity
2026.06.11(木)

WannaCryなどで使用されたポート445へのパケットが増加--定点観測レポート(JPCERT/CC)

JPCERT/CCは、2018年7月から9月における「インターネット定点観測レポート」を公開した。

調査・レポート・白書・ガイドライン 調査・ホワイトペーパー
2018年7~9月の宛先ポート番号別パケット観測数トップ5の推移
2018年7~9月の宛先ポート番号別パケット観測数トップ5の推移 全 3 枚 拡大写真
一般社団法人 JPCERT コーディネーションセンター(JPCERT/CC)は10月18日、2018年7月から9月における「インターネット定点観測レポート」を公開した。本レポートは、インターネット上に複数のセンサーを分散配置し、不特定多数に向けて発信されるパケットを継続的に収集、宛先ポート番号や送信元地域ごとに分類したものを、脆弱性情報、マルウェアや攻撃ツールの情報などの情報を参考に分析したもの。

同四半期における宛先ポート番号トップ5は、1位「23/TCP(telnet)」(前四半期1位)、2位「445/TCP(microsoft-ds)」(同2位)、3位「80/TCP(http)」(同3位)、4位「8080/TCP」(同6位)、5位「22/TCP(ssh)」(同4位)となり、前四半期から大きな変化はなかった。送信元地域トップ5では、1位「中国」(同2位)、2位「ロシア」(同3位)、3位「米国」(同1位)、4位「オランダ」(同5位)、5位「ウクライナ」(同TOP10外)となっている。

また、同四半期に注目された現象として、「Port445/TCP宛のパケット数の増加」を挙げている。Port445/TCP宛のパケットが8月12日頃より増加しており、送信元IPアドレスには国内のものも国外のものもある。このポートは2017年5月以降、WannaCry等の探索活動に伴うものが観測されているが、8月12日以降のものは従来と異なる送信元も確認された。

《吉澤 亨史( Kouji Yoshizawa )》

関連記事

この記事の写真

/

特集

PageTop

アクセスランキング

  1. SOC サービスの実態に迫る:株式会社SHIFT SECURITY と株式会社クラフ、新たな監視サービスへの挑戦

    SOC サービスの実態に迫る:株式会社SHIFT SECURITY と株式会社クラフ、新たな監視サービスへの挑戦PR

  2. 添付ファイル分離メールサーバへの不正アクセス 第二報 ~ 保存されていたメール情報が漏えいした可能性

    添付ファイル分離メールサーバへの不正アクセス 第二報 ~ 保存されていたメール情報が漏えいした可能性

  3. ディスクユニオンのウェブサイトで不審な認証画面が表示される事象

    ディスクユニオンのウェブサイトで不審な認証画面が表示される事象

  4. 委託会社の社員が業務用ノートパソコン 83 台盗難 ~ うち 3 台に市民の個人情報

    委託会社の社員が業務用ノートパソコン 83 台盗難 ~ うち 3 台に市民の個人情報

  5. メール送受信の障害で発覚 ~ 山田ボデー工業所のメールシステムサーバに不正アクセス

    メール送受信の障害で発覚 ~ 山田ボデー工業所のメールシステムサーバに不正アクセス

ランキングをもっと見る
PageTop