エンドポイント型脅威対策市場が急成長、NGAVとEDRが牽引(ミック経済研究所) | ScanNetSecurity
2025.12.04(木)

エンドポイント型脅威対策市場が急成長、NGAVとEDRが牽引(ミック経済研究所)

ミック経済研究所は、「サイバーセキュリティソリューション市場の現状と将来展望【エンドポイント型脅威対策編 2018年版】」を発刊したと発表した。

製品・サービス・業界動向 業界動向
エンドポイント型脅威対策ソリューション市場推移
エンドポイント型脅威対策ソリューション市場推移 全 1 枚 拡大写真
株式会社ミック経済研究所は10月18日、「サイバーセキュリティソリューション市場の現状と将来展望【エンドポイント型脅威対策編 2018年版】」を発刊したと発表した。価格は158,000円(税別)。これによると、2017年度のエンドポイント型脅威対策ソリューション市場は前年対比111.6%の611.8億円、2018年度は前年対比110.9%の678.3億円となった。

同社では、同市場を「アンチウイルス・アンチマルウェア」「次世代エンドポイントプロテクションプラットフォーム」「不正PC 検知・排除アプライアンス」「検疫ネットワークツール」の4つの分野に分けている。特に、次世代エンドポイントプロテクションプラットフォーム市場が急拡大しており、2017年度は前年対比193.8%、2018年度も前年対比150.7%と大きく伸ばす見込み。

同分野は、脅威インテリジェンスなどを使って未知のマルウェアや非マルウェア型の脅威を検知し、高い確率で防御する「次世代アンチウイルス(NGAV)」と、マルウェア検知機能の他にマルウェア侵入後の調査・解析、インシデントレスポンス(事後対処)を迅速に実施できる機能を重視した「Endpoint Detection & Response(EDR)」で形成される。いずれも外資の新興ベンダが増加しており、数千から数万といった大規模ユーザでの導入が進んでいる。

《吉澤 亨史( Kouji Yoshizawa )》

関連記事

この記事の写真

/

特集

PageTop

アクセスランキング

  1. 流出先での営業活動が新たに判明 ~ ヤマト運輸の元従業員による情報不正持ち出し

    流出先での営業活動が新たに判明 ~ ヤマト運輸の元従業員による情報不正持ち出し

  2. テインへのランサムウェア攻撃、子会社の中国工場が 1 週間稼働を停止

    テインへのランサムウェア攻撃、子会社の中国工場が 1 週間稼働を停止

  3. 期限警告 金銭未払 情報漏えい ~ 迷惑メール「HEUR:Hoax.Script.Scaremail」が受信者を脅しそして煽る 5 つのパターン

    期限警告 金銭未払 情報漏えい ~ 迷惑メール「HEUR:Hoax.Script.Scaremail」が受信者を脅しそして煽る 5 つのパターン

  4. コバヤシのサーバに不正アクセス、情報が窃取されるもデータ暗号化や業務停止に至る被害は無し

    コバヤシのサーバに不正アクセス、情報が窃取されるもデータ暗号化や業務停止に至る被害は無し

  5. 大企業における VPN 時代の終焉ほか ~ Zscaler 2026年サイバーセキュリティトレンド

    大企業における VPN 時代の終焉ほか ~ Zscaler 2026年サイバーセキュリティトレンド

ランキングをもっと見る
PageTop