攻撃者はランサムウェアからクリプトマイニングへ移行(ウェブルート)
ウェブルートは、進化するサイバー空間の状況を分析した「ウェブルート脅威レポート中間アップデート」を発表した。
脆弱性と脅威
脅威動向
レポートでは、ランサムウェアからクリプトマイニングへの大きな移行が起きているとしており、もっとも多く使用されているクリプトマイニングのドメインは「Xxgasm.com」(35%)で、「Coinhive.com」(28%)がこれに続いた。フィッシング活動は、2018年の上半期に60%以上増加した。同半期は、フィッシング攻撃の際の偽装企業としてGoogleに代りDropboxがトップとなった。
また攻撃者のベクトルとして、安全でないリモート・デスクトップ・プロトコル(RDP)の接続を探している。これはシステムへのアクセス・感染や予備調査を目的としたもの。なお、安全でないRDPがあると分かっているシステムへのアクセスは、ダークウェブで買うことができる。
《吉澤 亨史( Kouji Yoshizawa )》
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