オムロンの「CX-One」に任意コード実行の脆弱性(JVN)
IPAおよびJPCERT/CCは、オムロンが提供するFA統合ツールパッケージ「CX-One」に任意のコードが実行可能な脆弱性が存在すると「JVN」で発表した。
脆弱性と脅威
セキュリティホール・脆弱性
「CX-Protocol Version 2.0 およびそれ以前」を含む「CX-One Version 4.50 およびそれ以前」には、プロジェクトファイルを処理する際の、型の取り違えに起因する、任意のコードが実行可能な脆弱性(CVE-2018-19027)が存在する。この脆弱性により、細工されたプロジェクトファイルを処理することで、第三者によってアプリケーションの権限で任意のコードを実行される可能性がある。JVNでは、開発者が提供する情報をもとに最新版へアップデートするよう呼びかけている。
《吉澤 亨史( Kouji Yoshizawa )》