サイボウズ「Garoon」に複数の脆弱性(JVN)
IPAおよびJPCERT/CCは、サイボウズが提供するグループウェア「サイボウズ Garoon」に複数の脆弱性が存在すると「JVN」で発表した。
脆弱性と脅威
セキュリティホール・脆弱性
報告された脆弱性は次の通り。
・サイボウズ Garoon 4.6.0 から 4.10.2 まで
アプリケーション「ポータル」における DOM ベースのクロスサイトスクリプティング(CVE-2019-5975)
・サイボウズ Garoon 4.0.0 から 4.10.2 まで
サービス運用妨害(DoS)(CVE-2019-5976)
アプリケーション「メール」におけるメールヘッダインジェクション(CVE-2019-5977)
アプリケーション「スケジュール」におけるオープンリダイレクト(CVE-2019-5978)
これらの脆弱性により、細工されたURLにアクセスすることで、任意のWebサイトにリダイレクトされるなどの影響を受ける可能性がある。JVNでは、開発者が提供する情報をもとに最新版へアップデートするよう呼びかけている。
《吉澤 亨史( Kouji Yoshizawa )》