耐量子暗号技術開発、ISARA社 IDQ社と提携(タレス) | ScanNetSecurity
2026.11.07(土)

耐量子暗号技術開発、ISARA社 IDQ社と提携(タレス)

タレスは、量子コンピューティングによるセキュリティ脅威を防御する耐量子暗号アジャイルソリューションの共同開発を目的として、ISARAおよびIDQと提携したと発表した。

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タレスは9月4日、量子コンピューティングによるセキュリティ脅威を防御する耐量子暗号アジャイルソリューションの共同開発を目的として、ISARA Corporation社(ISARA)およびID Quantique社(IDQ)と提携したと発表した。ISARAおよびIDQは、ともに耐量子セキュリティソリューションの補完における大手プロバイダ。

量子コンピューティングの本格利用が進むことで、現在の暗号化アルゴリズムが陳腐化する可能性が高まっている。タレスはこの状況を受け、ISARAの耐量子アルゴリズムおよびIDQの量子乱数生成技術を、SafeNet Lunaハードウェアセキュリティモジュール(HSM)やSafeNet High Speed Encryptorsに組み込む。これにより、耐量子暗号技術の実装を容易にするとともに、量子コンピューティングによる新たな脅威に対応できる暗号アジリティを実現するとしている。

具体的には、IDQのQuantis量子乱数生成器(QRNG)が乱数をSafeNet Luna HSMにフィードし、強力な暗号鍵の生成をサポートする高品質のエントロピー(不可逆性)を提供する。また、SafeNet Luna耐量子暗号機能モジュールは、ISARAの Radiate耐量子ツールキットを組み込み、ユーザが耐量子鍵を安全に生成および保存し、安全な耐タンパーHSM内で電子署名を行えるようにするなどの提携を行う。

《吉澤 亨史( Kouji Yoshizawa )》

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