「PowerCMS」にフィッシングなどの被害に遭う脆弱性(JVN)
IPAおよびJPCERT/CCは、アルファサードが提供する「PowerCMS」にオープンリダイレクトの脆弱性が存在すると「JVN」で発表した。
脆弱性と脅威
セキュリティホール・脆弱性
影響を受けるバージョンは次の通り。
「PowerCMS 5.12 およびそれ以前(PowerCMS 5.x系)」
「PowerCMS 4.42 およびそれ以前(PowerCMS 4.x系)」
「PowerCMS 3.293 およびそれ以前(PowerCMS 3.x系)」
これらのバージョンには、オープンリダイレクトの脆弱性(CVE-2019-6020)が存在する。この脆弱性が悪用されると、細工されたURLにアクセスすることで、任意のWebサイトにリダイレクトされる可能性がある。結果として、フィッシングなどの被害に遭う可能性がある。JVNでは、開発者が提供する情報をもとに最新版にアップデートするよう呼びかけている。
《吉澤 亨史( Kouji Yoshizawa )》
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