学芸員採用選考の合否通知を誤送付、宛名照合を複数職員で実施せず(埼玉県) | ScanNetSecurity
2024.03.28(木)

学芸員採用選考の合否通知を誤送付、宛名照合を複数職員で実施せず(埼玉県)

埼玉県は12月2日、埼玉県学芸員採用選考にて合否結果の通知を誤って別の受験者に送付したことが判明したと発表した。

インシデント・事故 インシデント・情報漏えい
トップページ
トップページ 全 3 枚 拡大写真
埼玉県は12月2日、埼玉県学芸員採用選考にて合否結果の通知を誤って別の受験者に送付したことが判明したと発表した。

これは11月28日に、同県総務課の職員が令和元年度埼玉県学芸員採用選考(第2次選考)の合否結果を記した通知を受験者に発送したところ、翌11月29日に受験者から他の受験者宛ての通知が入っていたと指摘があり誤送付が判明したというもの。合否結果通知を封入する際、合否結果通知の宛名と封筒の宛名の照合を複数の職員で行っておらず、確認作業が徹底されていなかった。

同県では11月29日、30日に全受験者に電話で合否結果通知を封入した封筒の開封状況と、開封している場合は通知の宛名に誤りがないか確認をしたところ、43名中7名が開封済みで、そのうち3名に他の受験者の合否結果通知が封入されていた。

同県では全受験者に電話にて誤送付を謝罪するとともに、封筒を未開封の受験者と開封済みで通知の受験者名に誤りがあった受験者に対し、11月30日に改めて正しい宛名の合否結果通知を発送、併せて送付済みの合否結果通知を返送するよう依頼した。

同県では今後、合否結果通知の封入の際に複数の職員での確認を徹底し再発防止に努めるとのこと。

《ScanNetSecurity》

関連記事

この記事の写真

/

特集

PageTop

アクセスランキング

  1. 富士通の複数の業務パソコンにマルウェア、個人情報を含むファイルを不正に持ち出せる状態に

    富士通の複数の業務パソコンにマルウェア、個人情報を含むファイルを不正に持ち出せる状態に

  2. ランサムウェアに身代金を支払う傾向の強い組織の構造が明らかに

    ランサムウェアに身代金を支払う傾向の強い組織の構造が明らかに

  3. 総務省「無線LANセキュリティガイドライン」更新、自宅と公衆に分冊

    総務省「無線LANセキュリティガイドライン」更新、自宅と公衆に分冊

  4. プロ e スポーツ選手のアカウントにハッキング

    プロ e スポーツ選手のアカウントにハッキング

  5. 日東製網へのランサムウェア攻撃、約 1 ヶ月で全システム復旧

    日東製網へのランサムウェア攻撃、約 1 ヶ月で全システム復旧

  6. 時給7,500円 ~ 総務省、非常勤サイバーセキュリティ人材募集 月2時間 霞が関勤務

    時給7,500円 ~ 総務省、非常勤サイバーセキュリティ人材募集 月2時間 霞が関勤務

  7. UDP ベースのアプリケーション層プロトコル実装にサービス運用妨害(DoS)の脆弱性

    UDP ベースのアプリケーション層プロトコル実装にサービス運用妨害(DoS)の脆弱性

  8. 脆弱性診断の新たな選択肢「ちょうどいいレベルの診断」を AeyeScan活用でサービス化 ~ NTTデータ先端技術

    脆弱性診断の新たな選択肢「ちょうどいいレベルの診断」を AeyeScan活用でサービス化 ~ NTTデータ先端技術PR

  9. 「サイバーセキュリティお助け隊サービス」制度に新たに 2 類を創設、価格要件を緩和

    「サイバーセキュリティお助け隊サービス」制度に新たに 2 類を創設、価格要件を緩和

  10. Jenkins に任意のファイルの読み取りが可能となるコマンドラインインターフェース機能におけるアクセス制御不備の脆弱性(Scan Tech Report)

    Jenkins に任意のファイルの読み取りが可能となるコマンドラインインターフェース機能におけるアクセス制御不備の脆弱性(Scan Tech Report)

ランキングをもっと見る