海上コンテナターミナル向けWebアプリにスクリプト実行の脆弱性(JVN)
IPAおよびJPCERT/CCは、Versiantが提供する海上コンテナターミナルへの入出庫状況をリアルタイムに提供するためのWebアプリケーション「Versiant LYNX Customer Service Portal」にクロスサイトスクリプティング(XSS)の脆弱性が存在すると「JVN」で発表した。
脆弱性と脅威
セキュリティホール・脆弱性
「Versiant LYNX Customer Service Portal バージョン 3.5.2」には、XSSの脆弱性(CVE-2020-9055)が存在する。この脆弱性が悪用されると、製品にログインしているユーザのWebブラウザ上で任意のスクリプトを実行される可能性がある。JVNでは、開発者が提供する情報をもとに最新版へアップデートするよう呼びかけている。