マルウェアの7割近くを「回避型」が占める--四半期レポート(ウォッチガード) | ScanNetSecurity
2025.12.07(日)

マルウェアの7割近くを「回避型」が占める--四半期レポート(ウォッチガード)

ウォッチガードは、「インターネットセキュリティレポート」の最新版(2019年第4四半期)を発表した。

調査・レポート・白書・ガイドライン 調査・ホワイトペーパー
ウォッチガード・テクノロジー・ジャパン株式会社(ウォッチガード)は4月13日、「インターネットセキュリティレポート」の最新版(2019年第4四半期)を発表した。同レポートには、企業、サービスプロバイダ、エンドユーザが今日のセキュリティ脅威から身を守るために役立つデータ、トレンド、調査結果、そしてベストプラクティスが盛り込まれている。なお、日本語版は後日公開予定。

同四半期に検知されたマルウェアの68%を回避型のマルウェアが占めた。2019年年間の平均値は35%だったため、同四半期に急増したことが分かる。また、Microsoft Excelエクスプロイトが依然として頻繁に使用されていることも明らかになっている。これは主にフィッシング攻撃に使用されるもので、マクロをエクスプロイトしてキーロガーやトロイの木馬など他のタイプのマルウェアをダウンロードする。

レポートでは主な調査結果として、「新型コロナウイルスフィッシング攻撃で用いられたAgent Teslaキーロガーの分析」「Macアドウェアが2019年第4四半期で急増」「SQLインジェクション攻撃が2019年におけるネットワーク攻撃のトップに」「マルウェアの自動配信を利用するハッカーが増加」などを掲載するほか、2019年10月に発生したMacyの支払いカードデータの侵害で使用された、MageCart JavaScriptマルウェアに関する詳細分析も掲載している。

《ScanNetSecurity》

関連記事

PageTop

アクセスランキング

  1. 流出先での営業活動が新たに判明 ~ ヤマト運輸の元従業員による情報不正持ち出し

    流出先での営業活動が新たに判明 ~ ヤマト運輸の元従業員による情報不正持ち出し

  2. 期限警告 金銭未払 情報漏えい ~ 迷惑メール「HEUR:Hoax.Script.Scaremail」が受信者を脅しそして煽る 5 つのパターン

    期限警告 金銭未払 情報漏えい ~ 迷惑メール「HEUR:Hoax.Script.Scaremail」が受信者を脅しそして煽る 5 つのパターン

  3. 新報国マテリアルにランサムウェア攻撃、ファイルの一部暗号化とバックアップデータ等の一部削除を確認

    新報国マテリアルにランサムウェア攻撃、ファイルの一部暗号化とバックアップデータ等の一部削除を確認

  4. FortiGate の SSL-VPN 廃止受けた設定最適化サービス

    FortiGate の SSL-VPN 廃止受けた設定最適化サービス

  5. 191.4万件の個人情報が漏えいした可能性 ~ アサヒグループホールディングスへのランサムウェア攻撃

    191.4万件の個人情報が漏えいした可能性 ~ アサヒグループホールディングスへのランサムウェア攻撃

ランキングをもっと見る
PageTop