大手フィットネス事業A社不正アクセス事案分析結果公開、ラテラルフィッシングとは(デジタルアーツ) | ScanNetSecurity
2026.06.25(木)

大手フィットネス事業A社不正アクセス事案分析結果公開、ラテラルフィッシングとは(デジタルアーツ)

デジタルアーツは、セキュリティレポート「テレワークだからこそ知っておきたいラテラルフィッシング 狙われるMicrosoft 365」を公開した。

調査・レポート・白書・ガイドライン 調査・ホワイトペーパー
乗っ取られたメールアカウントから送付された迷惑メール
乗っ取られたメールアカウントから送付された迷惑メール 全 4 枚 拡大写真
デジタルアーツ株式会社は5月14日、セキュリティレポート「テレワークだからこそ知っておきたいラテラルフィッシング 狙われるMicrosoft 365」を公開した。2019年に国内大手フィットネスジム事業を運営するA社が不正アクセスを受け、A社のメールアカウントから迷惑メールが多数の取引先に送信された件での、ラテラルフィッシングのメールについて分析した結果を紹介している。

攻撃者がA社のメールアカウントを乗っ取り送信した迷惑メールは、Microsoft 365のアカウント窃取を狙ったフィッシングであった。メールはA社の正規ドメインから送られており、メール内のURLリンクはMicrosoft SharePointの正規ドメイン「sharepoint.com」を使用していた。SharePointのURLは海外企業が利用しているもので、攻撃者に悪用されたとみられる。メールでは、SharePoint上のOneNoteで共有されたPDFファイルを開くよう促している。

リンクをクリックすると、Microsoft 365にログインするフィッシングサイトが表示され、入力したIDとパスワードが窃取されることになる。こうして入手したIDとパスワードを、攻撃者はさらなる攻撃に悪用していく。乗っ取った正規のドメイン、実在のメールアドレスからフィッシングメールが届くことになるため、受信者がフィッシングに気づきにくいことが特徴。同社では、怪しいドメインに気をつけるなど「古い考えは通用しにくくなっている」とし、複数のセキュリティソリューションの導入や、ログインに二要素認証を導入酢売るなどの対策を紹介している。

《ScanNetSecurity》

関連記事

この記事の写真

/

特集

PageTop

アクセスランキング

  1. KDDIのISP事業者向けメールシステムに不正アクセス、最大1,422万件のメールアドレス・パスワードが漏えいした可能性

    KDDIのISP事業者向けメールシステムに不正アクセス、最大1,422万件のメールアドレス・パスワードが漏えいした可能性

  2. 廃棄処理業者に破砕処分を委託したハードディスクが外部に流出

    廃棄処理業者に破砕処分を委託したハードディスクが外部に流出

  3. 「WebARENA 大容量ファイル転送機能」への不正アクセス、提供再開は2026年12月頃を目途

    「WebARENA 大容量ファイル転送機能」への不正アクセス、提供再開は2026年12月頃を目途

  4. Fortinet製品に関連する認証情報の漏えいに注意を呼びかけ

    Fortinet製品に関連する認証情報の漏えいに注意を呼びかけ

  5. 日本製鉄ホームページで不審な認証画面

    日本製鉄ホームページで不審な認証画面

ランキングをもっと見る
PageTop