大手フィットネス事業A社不正アクセス事案分析結果公開、ラテラルフィッシングとは(デジタルアーツ) | ScanNetSecurity
2026.08.25(火)

大手フィットネス事業A社不正アクセス事案分析結果公開、ラテラルフィッシングとは(デジタルアーツ)

デジタルアーツは、セキュリティレポート「テレワークだからこそ知っておきたいラテラルフィッシング 狙われるMicrosoft 365」を公開した。

調査・レポート・白書・ガイドライン 調査・ホワイトペーパー
乗っ取られたメールアカウントから送付された迷惑メール
乗っ取られたメールアカウントから送付された迷惑メール 全 4 枚 拡大写真
デジタルアーツ株式会社は5月14日、セキュリティレポート「テレワークだからこそ知っておきたいラテラルフィッシング 狙われるMicrosoft 365」を公開した。2019年に国内大手フィットネスジム事業を運営するA社が不正アクセスを受け、A社のメールアカウントから迷惑メールが多数の取引先に送信された件での、ラテラルフィッシングのメールについて分析した結果を紹介している。

攻撃者がA社のメールアカウントを乗っ取り送信した迷惑メールは、Microsoft 365のアカウント窃取を狙ったフィッシングであった。メールはA社の正規ドメインから送られており、メール内のURLリンクはMicrosoft SharePointの正規ドメイン「sharepoint.com」を使用していた。SharePointのURLは海外企業が利用しているもので、攻撃者に悪用されたとみられる。メールでは、SharePoint上のOneNoteで共有されたPDFファイルを開くよう促している。

リンクをクリックすると、Microsoft 365にログインするフィッシングサイトが表示され、入力したIDとパスワードが窃取されることになる。こうして入手したIDとパスワードを、攻撃者はさらなる攻撃に悪用していく。乗っ取った正規のドメイン、実在のメールアドレスからフィッシングメールが届くことになるため、受信者がフィッシングに気づきにくいことが特徴。同社では、怪しいドメインに気をつけるなど「古い考えは通用しにくくなっている」とし、複数のセキュリティソリューションの導入や、ログインに二要素認証を導入酢売るなどの対策を紹介している。

《ScanNetSecurity》

関連記事

この記事の写真

/

特集

PageTop

アクセスランキング

  1. メール訓練の文面が無神経と批判を浴びてCEOが謝罪 ~ セキュリティ教育には分別と敬意を

    メール訓練の文面が無神経と批判を浴びてCEOが謝罪 ~ セキュリティ教育には分別と敬意を

  2. 作業手順書の曖昧な記載による作業誤りが原因 ~ デジタル庁から他省庁に送付したファイルに関係者以外の個人情報

    作業手順書の曖昧な記載による作業誤りが原因 ~ デジタル庁から他省庁に送付したファイルに関係者以外の個人情報

  3. ブルートフォース攻撃による可能性が高いと判断 ~ コミュニケーションツール「BAND」に不正アクセス

    ブルートフォース攻撃による可能性が高いと判断 ~ コミュニケーションツール「BAND」に不正アクセス

  4. NTTスマートコネクト「スマイルサーバ」に不正アクセス、9 月中旬頃の復旧環境の提供開始を目標に準備

    NTTスマートコネクト「スマイルサーバ」に不正アクセス、9 月中旬頃の復旧環境の提供開始を目標に準備

  5. 楽天ブックスネットワークのPC端末に不正アクセス、「楽天ブックス」利用者33,333件の個人情報等を保存

    楽天ブックスネットワークのPC端末に不正アクセス、「楽天ブックス」利用者33,333件の個人情報等を保存

ランキングをもっと見る
PageTop