課金しても使い物にならない「フリースウェア」App Storeで確認(アバスト) | ScanNetSecurity
2026.08.25(火)

課金しても使い物にならない「フリースウェア」App Storeで確認(アバスト)

アバストは、「『フリースウェア』と見られるiOS VPNアプリをApp Storeで発見」とする記事を公開した。

脆弱性と脅威 脅威動向
アバストは6月17日、「『フリースウェア』と見られるiOS VPNアプリをApp Storeで発見」とする記事を公開した。フリースウェアとは、金品を巻き上げる(fleece)という単語から名付けられた、アプリの仕組みの抜け穴を悪用するモバイルアプリを指す。具体的には、ユーザに不当な利用料金を請求するものの、実際にはサービスを提供しないアプリのこと。

同社では、AppleのApp Store上で販売されている「Beetle VPN」「Buckler VPN」「Hat VPN Pro」の3つのアプリがフリースウェアとみられるとしている。モバイルアプリのマーケティングインサイトを提供する「Sensor Tower」のデータによると、2019年4月から2020年5月までの間に、それぞれ42万回、27万1千回、9万6千回以上ダウンロードされている。アプリの評価は4.6~4.8と高いが、レビューの文体は似通っており、偽物である可能性が高い。

これらは正当なVPNアプリであると主張し、3日間の無料トライアル期間の終了後は、1週間のサブスクリプションで9.99米ドルを請求する。アバストの研究員が実際に3つのアプリのサブスクリプションを購入し、VPNが使用できるか検証したところ、購入してもサブスクリプションを促す選択肢しか表示されず、やむなく再度サブスクリプションを購入しようとすると、「すでにサブスクリプションがある」と表示されるのみで、結果的にどのアプリもVPN接続を確立することができなかったという。

《ScanNetSecurity》

関連記事

特集

PageTop

アクセスランキング

  1. KDDI の ISP 事業者向けメールシステムに不正アクセス、個人情報保護委員会が行政指導

    KDDI の ISP 事業者向けメールシステムに不正アクセス、個人情報保護委員会が行政指導

  2. 学研メディカルサポート管理の Web サイトに WordPress の脆弱性を狙った不正アクセス

    学研メディカルサポート管理の Web サイトに WordPress の脆弱性を狙った不正アクセス

  3. 手順書に管理者権限を有するアカウント情報を誤記載 ~ 東芝テックの「ShopCraft」で他のユーザーの情報が閲覧可能に

    手順書に管理者権限を有するアカウント情報を誤記載 ~ 東芝テックの「ShopCraft」で他のユーザーの情報が閲覧可能に

  4. ソディックのサーバへの不正アクセス最終報 ~ ネットワーク機器の脆弱性を悪用、情報流出の痕跡は確認されず

    ソディックのサーバへの不正アクセス最終報 ~ ネットワーク機器の脆弱性を悪用、情報流出の痕跡は確認されず

  5. 加賀ソルネット運営の「アカデミコナビ」に不正アクセス、合計165,587名分の個人情報漏えいを確認

    加賀ソルネット運営の「アカデミコナビ」に不正アクセス、合計165,587名分の個人情報漏えいを確認

ランキングをもっと見る
PageTop