Microsoft Windows の SharedStream ライブラリにおけるメモリ制御不備により権限昇格が可能となる脆弱性(Scan Tech Report) | ScanNetSecurity
2026.08.16(日)

Microsoft Windows の SharedStream ライブラリにおけるメモリ制御不備により権限昇格が可能となる脆弱性(Scan Tech Report)

2020 年 7 月に Windows で管理者権限の奪取が可能となる脆弱性が報告されています。

脆弱性と脅威 エクスプロイト
Microsoft Windows
Microsoft Windows 全 1 枚 拡大写真
◆概要
 2020 年 7 月に Windows で管理者権限の奪取が可能となる脆弱性が報告されています。脆弱性の悪用により、侵入に成功した Windows OS の全権限が奪取されてしまいます。セキュリティ更新プログラムの適用により対策してください。

◆分析者コメント
 エクスプロイトコードの実行により、幅広いバージョンの Windows OS で容易に管理者権限の奪取が可能であることを確認しています。2020 年 7 月に当該脆弱性に対処するセキュリティ更新プログラムが公開されています。攻撃者が組織内の Windows 端末に侵入した際に管理者権限を奪取するために悪用する可能性が高い脆弱性であるため、セキュリティ更新プログラムの適用により対策してください。

◆深刻度(CVSS)
[CVSS v3.1]
7.8

https://nvd.nist.gov/vuln-metrics/cvss/v3-calculator?name=CVE-2020-1463&vector=AV:L/AC:L/PR:L/UI:N/S:U/C:H/I:H/A:H&version=3.1&source=NIST

◆影響を受けるソフトウェア
 以下のバージョンの Microsoft Windows が当該脆弱性の影響を受けます。

  - Microsoft Windows 10, Version 1607
  - Microsoft Windows 10, Version 1703
  - Microsoft Windows 10, Version 1709
  - Microsoft Windows 10, Version 1803
  - Microsoft Windows 10, Version 1809
  - Microsoft Windows 10, Version 1903
  - Microsoft Windows 10, Version 1909
  - Microsoft Windows 10, Version 2004
  - Microsoft Windows Server, 2016
  - Microsoft Windows Server, 2019
  - Microsoft Windows Server, Version 1903
  - Microsoft Windows Server, Version 1910
  - Microsoft Windows Server, Version 2004

◆解説
 Microsoft Windows の SharedStream ライブラリに、管理者権限で任意のコード実行が可能となる、メモリ制御不備の脆弱性が報告されています。

《株式会社ラック デジタルペンテスト部》

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