ウイルスバスタークラウド(Windows 版)にコードインジェクションの脆弱性
独立行政法人情報処理推進機構(IPA)、一般社団法人JPCERT コーディネーションセンター(JPCERT/CC)は3月5日、トレンドマイクロ製ウイルスバスタークラウド(Windows 版)におけるコードインジェクションの脆弱性について「Japan Vulnerability Notes(JVN)」で発表した。
脆弱性と脅威
セキュリティホール・脆弱性
ウイルスバスター クラウド(Windows 版)バージョン17.0
ウイルスバスター クラウド(Windows 版)バージョン16.0
JVNによると、トレンドマイクロ株式会社が提供するウイルスバスタークラウド(Windows 版)には、コードインジェクションの脆弱性が存在し、管理者権限を取得した第三者によって任意のコードを実行され、プログラムのパスワード保護やシステムの保護を無効にされる可能性がある。
JVNでは、開発者からのプログラムアップデートは自動的に配信・適用されるが、脆弱性が修正された以下のバージョンになっていない場合は、手動アップデートを実施するよう注意を呼びかけている。
ウイルスバスター クラウド(Windows 版)バージョン17.0:バージョン 17.0.1222 以降
ウイルスバスター クラウド(Windows 版)バージョン16.0:バージョン 16.0.1413 以降
《ScanNetSecurity》