1トン重いと知らずに飛んだボーイング機、原因はチェックインプログラムのオフショア開発委託先国の「文化」の違い | ScanNetSecurity
2026.10.02(金)

1トン重いと知らずに飛んだボーイング機、原因はチェックインプログラムのオフショア開発委託先国の「文化」の違い

英国の航空会社TUI が乗客のチェックインに利用するソフトウェアに、プログラミング上のエラーがあった。そのために、昨年 7 月の 3 便のフライトで機体重量の計算を間違え、重大な安全上の問題が発生するおそれがあった。

国際 TheRegister
1トン重いと知らずに飛んだボーイング機、原因はチェックインプログラムのオフショア開発委託先国の「文化」の違い
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 英国の航空会社TUI が乗客のチェックインに利用するソフトウェアに、プログラミング上のエラーがあった。そのために、昨年 7 月の 3 便のフライトで機体重量の計算を間違え、重大な安全上の問題が発生するおそれがあった。

 英国の航空事故調査局(AAIB)が木曜日に発表した報告書 [ PDF ] によると発生したエラーの原因は、搭乗者リストで「 Miss 」と表記された乗客を、チェックイン用ソフトウェアが「子供」と解釈してしまったことだという。そのため、大人であれば 69 キロ(約 152 ポンド)を割り当てるところを、子供の体重である 35 キロ(約 77 ポンド)を割り当ててしまった。

 AAIB の報告書は、このエラーは「Miss」という語の理解についての文化的な相違にもとづくとしている。

 「システムのプログラミングは英国で行われたものではない。プログラミングが行われた国では、「 Miss 」という敬称は子供に使用され、成人女性には「 Ms 」を使用する。そのためにエラーが起きた」と報告書に記されている。

 The Register ではシステムのプログラミングが行われた場所を TUI に問い合わせたが、質問書への回答ではその点については無視された。

《The Register誌特約記事》

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