AHD/SPレコーダーへの不正アクセスに注意喚起、ID・パスワードが初期値の場合は変更を呼びかけ
監視カメラシステムの卸販売などを行う株式会社NSSは5月11日、AHD/SPレコーダーへの第三者からの不正アクセス被害に注意喚起を行った。
脆弱性と脅威
脅威動向
同社によると、同社の一部製品でインターネットに繋がるサービスを利用している場合、意図せず第三者からの不正アクセスを受け、製品へのネットワーク接続が出来なくなる、製品がフリーズし操作が出来なくなる等の被害が発生しているという。
対象となる製品は下記の通り。
NSD3000AHDシリーズ
NSD5000AHD-Hシリーズ
NSD7000AHD-Hシリーズ
NSPV5000シリーズ
NSPV7000シリーズ
同症状はいずれも、管理者ユーザー名、パスワードを初期値のまま利用している場合に発生しており、同社ではLANケーブルを抜去の上で製品を再起動し、ユーザー名、システムパスワード、遠隔アクセス用パスワードを変更し、インターネット環境内のルータを再起動するよう呼びかけている。
《ScanNetSecurity》