東京2020で約4.5億回のセキュリティイベントに対処した“NTTの貢献” | ScanNetSecurity
2026.01.12(月)

東京2020で約4.5億回のセキュリティイベントに対処した“NTTの貢献”

NTTは、東京2020オリンピック・パラリンピック競技大会(東京2020大会)でのゴールドパートナーとして実施した対応について発表した。

製品・サービス・業界動向 業界動向
NTTが公開した資料
NTTが公開した資料 全 2 枚 拡大写真
 NTTが10月21日、東京2020オリンピック・パラリンピック競技大会(東京2020大会)でのゴールドパートナーとして実施した対応の詳細について発表した。

 オリンピックやパラリンピックの大会運営・競技運営に影響を与えるようなインシデントは発生せず、NTTとして大会の安定運営に貢献したとしている。

 同社が東京2020大会に提供した通信サービスは次の通り。

・包装用ネットワーク:光ケーブル1,900km、専用線10,000km
・大会用データネットワーク(会場LAN):光ケーブル1,200km、メタルケーブル3,900km
・CATVセットトップボックス:6,800台
・Wi-Fi:11,000アクセスポイント
・携帯電話:19,600台、固定電話:2,800台

 対応に携わったNTT関係者は、協力会社を含み次の通り。

・大会期間中、会場で従事したNTT社員:約650人
・テクノロジーオペレーションセンタで従事したNTT社員:約350人
・セキュリティーオペレーションセンタで従事したNTT社員:約90人

 なお、大会に向けて100名以上がSOCオペレータ研修プログラムを受講したほか、レッドチーム(疑似攻撃による脆弱性発見チーム)が、ICTサービス事業者、他の重要インフラストラクチャ関係者、そして公的機関等と関係を持ちながら「攻めのセキュリティ」を実現した。

 同社はまた、通信サービスにおけるネットワークセキュリティや、さまざまなサイバーセキュリティ対応を実施した。これにより、大会期間中に約4.5億回におよぶセキュリティイベントを観測したが、そのすべてに適切な対処・ブロックを行い、大会運営・競技運営に影響のあるセキュリティインシデントを発生させなかった。

 成功の秘訣として、同社では下記の「4つのT」にあるとしている。

・T1:Threat Intelligence & Monitoring(脅威情報とモニタリング)
・T2:Total Security Solutions (総合的セキュリティソリューション)
・T3:Talent, Mind & Formation(人材、心持、フォーメーション)
・T4:Team 2020 複雑なステークホルダマネジメント

《吉澤 亨史( Kouji Yoshizawa )》

この記事の写真

/
PageTop

アクセスランキング

  1. EmEditor「公式サイトからダウンロードしたお客様が被害に遭われた点に重い責任を感じて」いる

    EmEditor「公式サイトからダウンロードしたお客様が被害に遭われた点に重い責任を感じて」いる

  2. 「攻撃者の高い執念が感じられ」る 日本語版 EmEditor Web サイトのリンク改変

    「攻撃者の高い執念が感じられ」る 日本語版 EmEditor Web サイトのリンク改変

  3. 日産自動車の業務委託先に不正アクセス、約 21,000 人の顧客情報流出の可能性

    日産自動車の業務委託先に不正アクセス、約 21,000 人の顧客情報流出の可能性

  4. 複数名でマスキング処理を確認したが時間経過でインクが薄れて個人情報判読可能

    複数名でマスキング処理を確認したが時間経過でインクが薄れて個人情報判読可能

  5. [Internet Week 2016] 厳選セキュリティセッション 第3回 「実践インシデント対応 ~事故から学ぶ~ 」 日本シーサート協議会 庄司 朋隆 氏

    [Internet Week 2016] 厳選セキュリティセッション 第3回 「実践インシデント対応 ~事故から学ぶ~ 」 日本シーサート協議会 庄司 朋隆 氏

ランキングをもっと見る
PageTop