NISC 注意喚起、ApacheLog4j の脆弱性(CVE-2021-44228)を悪用する実証コードも公開 | ScanNetSecurity
2025.12.05(金)

NISC 注意喚起、ApacheLog4j の脆弱性(CVE-2021-44228)を悪用する実証コードも公開

 内閣サイバーセキュリティセンター(NISC)は12月13日、ApacheLog4j の脆弱性(CVE-2021-44228)に関する注意喚起を発表した。

脆弱性と脅威 セキュリティホール・脆弱性

 内閣サイバーセキュリティセンター(NISC)は12月13日、ApacheLog4j の脆弱性(CVE-2021-44228)に関する注意喚起を発表した。

 Apache Log4j 2.0 から 2.14.1には、外部の第三者の意図による任意のコード実行(プログラムの異常終了、プログラムの実行、当該サーバーに保存されているデータの改ざん・削除・漏えい等)の脆弱性が存在し、本脆弱性の実証コード(PoC コード)の存在が確認されており、本脆弱性の影響を受けるサーバがインターネット上に存在するか偵察活動が行われている。

 NISCによると既に、本脆弱性を悪用する実証コードが公開されており、悪用を試みる通信が発生しているとのことで、独立行政法人情報処理推進機構(IPA)や一般社団法人JPCERT コーディネーションセンター()から公開された対策手法を参考に速やかに措置を講じるよう呼びかけている。

《ScanNetSecurity》

関連記事

特集

PageTop

アクセスランキング

  1. FortiGate の SSL-VPN 廃止受けた設定最適化サービス

    FortiGate の SSL-VPN 廃止受けた設定最適化サービス

  2. 191.4万件の個人情報が漏えいした可能性 ~ アサヒグループホールディングスへのランサムウェア攻撃

    191.4万件の個人情報が漏えいした可能性 ~ アサヒグループホールディングスへのランサムウェア攻撃

  3. 病院業務へ影響なし ~ 順天堂大学にランサムウェア攻撃、女性スポーツ研究センター独自運用 NAS が被害に

    病院業務へ影響なし ~ 順天堂大学にランサムウェア攻撃、女性スポーツ研究センター独自運用 NAS が被害に

  4. 良知経営に不正アクセス、企業情報及び個人情報が流出した可能性

    良知経営に不正アクセス、企業情報及び個人情報が流出した可能性

  5. 脅迫文がサーバに保存 ~ 東海大学委託先 東海ソフト開発にランサムウェア攻撃

    脅迫文がサーバに保存 ~ 東海大学委託先 東海ソフト開発にランサムウェア攻撃

ランキングをもっと見る
PageTop