2021年のウイルス届出件数、ランサムウェア感染被害は39件に | ScanNetSecurity
2026.06.04(木)

2021年のウイルス届出件数、ランサムウェア感染被害は39件に

 独立行政法人情報処理推進機構(IPA)は2月2日、2021年年間(1月~12月)における「コンピュータウイルス・不正アクセスの届出状況」を発表した。これは、同期間にIPAセキュリティセンターで受理した、コンピュータウイルスと不正アクセスに関する届出状況をまとめたもの。

調査・レポート・白書・ガイドライン 調査・ホワイトペーパー

 独立行政法人情報処理推進機構(IPA)は2月2日、2021年年間(1月~12月)における「コンピュータウイルス・不正アクセスの届出状況」を発表した。これは、同期間にIPAセキュリティセンターで受理した、コンピュータウイルスと不正アクセスに関する届出状況をまとめたもの。

 2021年に寄せられたウイルス届出の年間件数は前年の449件から約2倍増となる878件で、このうちウイルス感染被害があった届出は62件であった。主なウイルス被害はランサムウェア感染被害39件であった。月別でみると、12月が最も多く87件、被害件数も12月が9件で最多であった。2021年年間の検出数は1,322,725個で、前年の979,439個から約35.0%増加している。月別では、1月が突出して多かった。

 ウイルス届出にみられた傾向として、2021年はランサムウェアの感染被害の届出が年間を通じて39件寄せられ、そのうちIPA が注意喚起を行っている「事業継続を脅かす新たなランサムウェア攻撃」については8件寄せられた。

 不正アクセス届出件数では、2021年の届出件数は前年の187件より56件多い243件で、このうち被害があったのは197件と全体の約81.1%を占めた。届出の種別では、「ファイル・データ奪取、改竄等」が198件、「なりすまし」が105件、「脆弱性を悪用した攻撃」が62件となっている。被害内容別の届出件数について、「データの窃取、盗み見」が151件、「ファイルの書き換え」が84件、「踏み台として悪用」が51件となっている。被害があった届出のうち、原因が判明しているものは「古いバージョン、修正プログラム未導入など」で51件、「設定不備」が39件、「ID、パスワード管理の不備」が34件となっている。「不明」は41件あり、原因の特定に至らない事例も一定の割合を占めている。

《ScanNetSecurity》

関連記事

特集

PageTop

アクセスランキング

  1. 「復旧は被害資産を戻すのではなく新しく構築」東山産業 ランサムウェア攻撃被害

    「復旧は被害資産を戻すのではなく新しく構築」東山産業 ランサムウェア攻撃被害

  2. 穴吹ハウジングサービスへのランサムウェア攻撃、外部に漏えいした可能性のある個人情報は 207,773 件であることを最終確認

    穴吹ハウジングサービスへのランサムウェア攻撃、外部に漏えいした可能性のある個人情報は 207,773 件であることを最終確認

  3. NTTセキュリティ・ジャパンの Mythos 解説ほか

    NTTセキュリティ・ジャパンの Mythos 解説ほか

  4. アイサンテクノロジー コーポレートサイトに不正アクセス、不適切なウェブページへ誘導される事象発生

    アイサンテクノロジー コーポレートサイトに不正アクセス、不適切なウェブページへ誘導される事象発生

  5. マネーフォワードが利用する「GitHub」の認証情報が漏えい、リポジトリがコピーされる

    マネーフォワードが利用する「GitHub」の認証情報が漏えい、リポジトリがコピーされる

ランキングをもっと見る
PageTop