ガートナーのセキュリティトップトレンド7件発表、時代遅れのコンプライアンス中心のアウェアネストレーニングを超えて 他 | ScanNetSecurity
2026.10.28(水)

ガートナーのセキュリティトップトレンド7件発表、時代遅れのコンプライアンス中心のアウェアネストレーニングを超えて 他

 ガートナージャパン株式会社は3月9日、セキュリティ及びリスク・マネジメントのリーダーが自社のセキュリティの取り組みに反映すべき7つのトップトレンドを発表した。

調査・レポート・白書・ガイドライン 調査・ホワイトペーパー

 ガートナージャパン株式会社は3月9日、セキュリティ及びリスク・マネジメントのリーダーが自社のセキュリティの取り組みに反映すべき7つのトップトレンドを発表した。

 下記7つのトップトレンドは、日本にも共通し業界に広範な影響を与えるもので、経済安全保障推進法案の動き、海外拠点や取引先のインシデント増加により日本におけるサプライチェーンのセキュリティリスクの重要性が増していることに加え、デジタルトレンドの加速を背景とした分散と集約の議論が重要になるとしている。

トレンド1:攻撃対象範囲の拡大

 企業はセキュリティの監視、検知、対応という従来型のアプローチの先を見据え、より広範囲にわたってセキュリティ・リスクを管理する必要がある。

トレンド2:デジタル・サプライチェーンのリスク

 より慎重なリスク・ベースでのベンダー及びパートナーのセグメンテーションとスコアリング、セキュリティコントロールと安全なベストプラクティスの証拠の要求、レジリエンスベースの思考へのシフト、今後の法規制を見据えた取り組みなどを含む新しいリスク軽減アプローチが必要になる。

トレンド3:アイデンティティ脅威検知及び対応の見極め

 アイデンティティシステムの保護やセキュリティ侵害の検知、効率的な修復に役立つアイデンティティ脅威検知・対応ツールがベストプラクティス。

トレンド4:意思決定の分散化

 デジタルビジネスの範囲や規模、複雑さを踏まえ、サイバーセキュリティに関する意思決定、実行責任、説明責任を中央集権的な部門から引き離し、複数の組織単位にわたって分散させることが必要になる。

トレンド5:ビヨンド・アウェアネス(セキュリティ意識)

 先駆的な組織は、時代遅れになっているコンプライアンス中心のセキュリティ意識向上キャンペーンではなく、全体的なセキュリティ行動・文化プログラム(SBCP)に投資。

トレンド6:ベンダーの集約

 セキュリティ機能の集約化で、長期的には総保有コストの削減と運用効率の改善が可能になり、全体的なセキュリティの強化につながる。

トレンド7:サイバーセキュリティメッシュ

 サイバーセキュリティメッシュアーキテクチャで、オンプレミス、データセンター、クラウドなどの場所に関係なく、すべての資産を保護する共通の統合セキュリティ構造・態勢が得られる。

《ScanNetSecurity》

関連記事

特集

PageTop

アクセスランキング

  1. リゾートトラストのウェブサイトに不正アクセス、約 26,000件の会員情報が漏えい

    リゾートトラストのウェブサイトに不正アクセス、約 26,000件の会員情報が漏えい

  2. 楽天モバイルで支払い証明書が第三者に閲覧される可能性、脆弱性診断テストで判明

    楽天モバイルで支払い証明書が第三者に閲覧される可能性、脆弱性診断テストで判明

  3. 個人情報を電話で読み上げ ~ 駐車券紛失届を拾得したとする人物から買い取り要求、個人情報拡散を示唆する発言も

    個人情報を電話で読み上げ ~ 駐車券紛失届を拾得したとする人物から買い取り要求、個人情報拡散を示唆する発言も

  4. 「タイムズカー」への不正アクセス、本人確認書類画像データが漏えいした顧客に 3,000円相当を見舞いとして支払い

    「タイムズカー」への不正アクセス、本人確認書類画像データが漏えいした顧客に 3,000円相当を見舞いとして支払い

  5. Microsoft Defender におけるアップデート処理の妨害によりサービス停止が可能となる脆弱性(Scan Tech Report)

    Microsoft Defender におけるアップデート処理の妨害によりサービス停止が可能となる脆弱性(Scan Tech Report)

ランキングをもっと見る
PageTop