Visionalグループは11月8日、同グループが運営する脆弱性管理クラウド「yamory」にてクラウドインフラの設定不備によるセキュリティリスクの自動検知・管理機能(CSPM)を同日から提供開始すると発表した。
「yamory」は、ITシステムの脆弱性を自動検知し管理・対策を行うクラウドサービスで、これまで提供してきたソフトウェアの脆弱性管理やセキュリティ診断に加え、クラウド設定管理機能(CSPM)を活用することで、ITシステムに必要な脆弱性対策をオールインワンで実現する。
yamoryのクラウド設定管理機能(CSPM)では、グローバル基準で策定されているCIS Benchmarkや提供事業者毎のベストプラクティスルール集をベースに、ルールセットを網羅的にデータベース化、ITシステムのクラウド構成をスキャンし突合することで設定不備を自動検知する。検知結果は緊急度に応じて分類され、対応フローが容易に構築可能となる。
クラウド設定管理機能(CSPM)は11月8日から2ヶ月間、β版の無料トライアル期間として提供され、使い放題で利用できる。無料トライアル申込みのユーザーは2023年1月予定の正式販売以降も一定期間、キャンペーン価格で利用できる。