ウイルスバスター ビジネスセキュリティおよびウイルスバスター ビジネスセキュリティサービスに複数の脆弱性 | ScanNetSecurity
2025.12.04(木)

ウイルスバスター ビジネスセキュリティおよびウイルスバスター ビジネスセキュリティサービスに複数の脆弱性

独立行政法人情報処理推進機構(IPA)および一般社団法人JPCERT コーディネーションセンター(JPCERT/CC)は2月17日、ウイルスバスター ビジネスセキュリティおよびウイルスバスター ビジネスセキュリティサービスにおける複数の脆弱性についてJVNで発表した。

脆弱性と脅威 セキュリティホール・脆弱性

 独立行政法人情報処理推進機構(IPA)および一般社団法人JPCERT コーディネーションセンター(JPCERT/CC)は2月17日、ウイルスバスター ビジネスセキュリティおよびウイルスバスター ビジネスセキュリティサービスにおける複数の脆弱性について「Japan Vulnerability Notes(JVN)」で発表した。影響を受けるシステムは以下の通り。

ウイルスバスター ビジネスセキュリティ 10.0 SP1
ウイルスバスター ビジネスセキュリティサービス 6.7

 トレンドマイクロ株式会社から、ウイルスバスター ビジネスセキュリティおよびウイルスバスター ビジネスセキュリティサービス向けのアップデートが公開されている。

 想定される影響は各脆弱性により異なるが、下記の影響を受ける可能性がある。

・不正変更防止サービスにおける領域外メモリアクセスの脆弱性による権限昇格
・不正変更防止サービスにおけるメモリ破壊の脆弱性による権限昇格
・一部のモジュールに対するSAFESEHメモリ保護メカニズムの適用不足
・ダメージクリーンアップ機能におけるリンク解釈の問題による権限昇格

 JVNでは、開発者が提供する情報をもとにパッチを適用するか、当該製品へのアクセスを、信頼できるネットワークからのみに制限する回避策の適用を呼びかけている。

《ScanNetSecurity》

関連記事

特集

PageTop

アクセスランキング

  1. テインへのランサムウェア攻撃、子会社の中国工場が 1 週間稼働を停止

    テインへのランサムウェア攻撃、子会社の中国工場が 1 週間稼働を停止

  2. 期限警告 金銭未払 情報漏えい ~ 迷惑メール「HEUR:Hoax.Script.Scaremail」が受信者を脅しそして煽る 5 つのパターン

    期限警告 金銭未払 情報漏えい ~ 迷惑メール「HEUR:Hoax.Script.Scaremail」が受信者を脅しそして煽る 5 つのパターン

  3. 流出先での営業活動が新たに判明 ~ ヤマト運輸の元従業員による情報不正持ち出し

    流出先での営業活動が新たに判明 ~ ヤマト運輸の元従業員による情報不正持ち出し

  4. 大企業における VPN 時代の終焉ほか ~ Zscaler 2026年サイバーセキュリティトレンド

    大企業における VPN 時代の終焉ほか ~ Zscaler 2026年サイバーセキュリティトレンド

  5. 感染が確認された機器は一部サーバに限定 ~ ユーザックシステムへのランサムウェア攻撃

    感染が確認された機器は一部サーバに限定 ~ ユーザックシステムへのランサムウェア攻撃

ランキングをもっと見る
PageTop