OpenSSLのX.509ポリシー制限の検証で過剰なリソース消費の問題 | ScanNetSecurity
2026.02.24(火)

OpenSSLのX.509ポリシー制限の検証で過剰なリソース消費の問題

独立行政法人情報処理推進機構(IPA)および一般社団法人JPCERT コーディネーションセンター(JPCERT/CC)は3月23日、OpenSSLのX.509ポリシー制限の検証における過剰なリソース消費の問題について「Japan Vulnerability Notes(JVN)」で発表した。

脆弱性と脅威 セキュリティホール・脆弱性

 独立行政法人情報処理推進機構(IPA)および一般社団法人JPCERT コーディネーションセンター(JPCERT/CC)は3月23日、OpenSSLのX.509ポリシー制限の検証における過剰なリソース消費の問題について「Japan Vulnerability Notes(JVN)」で発表した。影響を受けるシステムは以下の通り。

OpenSSL 3.1、3.0、1.1.1、1.0.2

 OpenSSLのポリシー制限が含まれているX.509証明書チェーンの検証にて、リソースが過剰に消費される問題があり、攻撃者によって細工された計算リソースを過剰に消費する証明書チェーンを処理させられることで、サービス運用妨害(DoS)攻撃を受ける可能性がある。

 ポリシー処理はデフォルトで無効になっており、コマンドラインユーティリティで「-policy」引数を渡すか、「X509_VERIFY_PARAM_set1_policies()」関数を呼び出すことで有効となる。

 開発者では2023年3月23日現在、本脆弱性の深刻度が低であるため正式リリースを提供しておらず、下記のコミットで修正されている。

commit 2017771e(3.1ユーザ向け)
commit 959c59c7(3.0ユーザ向け)
commit 879f7080(1.1.1ユーザ向け)
commit 2dcd4f1e(1.0.2プレミアムサポートカスタマ向け)

 なお、以下のリリース提供後のアップグレードが必要とのこと。

OpenSSL 3.1.1(3.1ユーザ向け)
OpenSSL 3.0.9(3.0ユーザ向け)
OpenSSL 1.1.1u(1.1.1ユーザ向け)
OpenSSL 1.0.2zh(1.0.2プレミアムサポートカスタマ向け)

《ScanNetSecurity》

関連記事

特集

PageTop

アクセスランキング

  1. 信和、サイバー攻撃を受けた可能性のある事象を確認

    信和、サイバー攻撃を受けた可能性のある事象を確認

  2. 国の医療データベースの情報を3社の製薬企業に提供、前例の無い処分(厚生労働省)

    国の医療データベースの情報を3社の製薬企業に提供、前例の無い処分(厚生労働省)

  3. NRIセキュア「企業における情報セキュリティ実態調査 2023」公表、日本の生成 AI 導入済企業 18.0%

    NRIセキュア「企業における情報セキュリティ実態調査 2023」公表、日本の生成 AI 導入済企業 18.0%

  4. JPCERT/CC、Active Directory に注目した Windowsのイベントログ分析トレーニング用コンテンツ資料公開

    JPCERT/CC、Active Directory に注目した Windowsのイベントログ分析トレーニング用コンテンツ資料公開

  5. pfSense における設定情報の検証不備に起因する OS コマンドインジェクションの脆弱性(Scan Tech Report)

    pfSense における設定情報の検証不備に起因する OS コマンドインジェクションの脆弱性(Scan Tech Report)

ランキングをもっと見る
PageTop