OpenSSLのX.509ポリシー制限の検証で過剰なリソース消費の問題 | ScanNetSecurity
2026.01.14(水)

OpenSSLのX.509ポリシー制限の検証で過剰なリソース消費の問題

独立行政法人情報処理推進機構(IPA)および一般社団法人JPCERT コーディネーションセンター(JPCERT/CC)は3月23日、OpenSSLのX.509ポリシー制限の検証における過剰なリソース消費の問題について「Japan Vulnerability Notes(JVN)」で発表した。

脆弱性と脅威 セキュリティホール・脆弱性

 独立行政法人情報処理推進機構(IPA)および一般社団法人JPCERT コーディネーションセンター(JPCERT/CC)は3月23日、OpenSSLのX.509ポリシー制限の検証における過剰なリソース消費の問題について「Japan Vulnerability Notes(JVN)」で発表した。影響を受けるシステムは以下の通り。

OpenSSL 3.1、3.0、1.1.1、1.0.2

 OpenSSLのポリシー制限が含まれているX.509証明書チェーンの検証にて、リソースが過剰に消費される問題があり、攻撃者によって細工された計算リソースを過剰に消費する証明書チェーンを処理させられることで、サービス運用妨害(DoS)攻撃を受ける可能性がある。

 ポリシー処理はデフォルトで無効になっており、コマンドラインユーティリティで「-policy」引数を渡すか、「X509_VERIFY_PARAM_set1_policies()」関数を呼び出すことで有効となる。

 開発者では2023年3月23日現在、本脆弱性の深刻度が低であるため正式リリースを提供しておらず、下記のコミットで修正されている。

commit 2017771e(3.1ユーザ向け)
commit 959c59c7(3.0ユーザ向け)
commit 879f7080(1.1.1ユーザ向け)
commit 2dcd4f1e(1.0.2プレミアムサポートカスタマ向け)

 なお、以下のリリース提供後のアップグレードが必要とのこと。

OpenSSL 3.1.1(3.1ユーザ向け)
OpenSSL 3.0.9(3.0ユーザ向け)
OpenSSL 1.1.1u(1.1.1ユーザ向け)
OpenSSL 1.0.2zh(1.0.2プレミアムサポートカスタマ向け)

《ScanNetSecurity》

関連記事

特集

PageTop

アクセスランキング

  1. モバイル 4 社が呼びかけ フィッシングメールは DMARC だけではなくならない 今だからこそ見直したい SPF の設定不備 ~ JPAAWG 8th General Meeting レポート #02

    モバイル 4 社が呼びかけ フィッシングメールは DMARC だけではなくならない 今だからこそ見直したい SPF の設定不備 ~ JPAAWG 8th General Meeting レポート #02

  2. 「攻撃者の高い執念が感じられ」る 日本語版 EmEditor Web サイトのリンク改変

    「攻撃者の高い執念が感じられ」る 日本語版 EmEditor Web サイトのリンク改変

  3. EmEditor「公式サイトからダウンロードしたお客様が被害に遭われた点に重い責任を感じて」いる

    EmEditor「公式サイトからダウンロードしたお客様が被害に遭われた点に重い責任を感じて」いる

  4. サイバー攻撃被害後にダークウェブも調査対象に含めた OSINT 調査の実施率 52 %

    サイバー攻撃被害後にダークウェブも調査対象に含めた OSINT 調査の実施率 52 %

  5. ギグワークスのサーバに不正アクセス

    ギグワークスのサーバに不正アクセス

ランキングをもっと見る
PageTop