フィッシングによるインターネットバンキング不正送金被害急増 | ScanNetSecurity
2025.10.04(土)

フィッシングによるインターネットバンキング不正送金被害急増

 警察庁と金融庁は8月8日、フィッシングによるものとみられるインターネットバンキングに係る不正送金について、注意喚起を発表した。

脆弱性と脅威 脅威動向
不正送金発生状況
不正送金発生状況 全 1 枚 拡大写真

 警察庁と金融庁は8月8日、フィッシングによるものとみられるインターネットバンキングに係る不正送金について、注意喚起を発表した。

 両庁では2023年4月に、インターネットバンキングに係る不正送金事犯による被害急増に関する注意喚起を実施するとともに、被害金融機関と連携し対策を講じているが、その後も被害は拡大し続け、2023年上半期の被害件数は8月4日時点で過去最多の2,322件、被害額も約30.0億円となっている。

 両庁によると、被害の多くはフィッシングによるものとみられ、金融機関(銀行)を装ったフィッシングサイトへ誘導するメールやSMSに記載されたリンクからアクセスした偽サイトに、IDやワンタ
イムパスワード・乱数表等を入力しないよう注意を呼びかけている。

 また一般財団法人日本サイバー犯罪対策センター(JC3)でも同日、注意喚起を行っている。

《ScanNetSecurity》

関連記事

この記事の写真

/

特集

PageTop

アクセスランキング

  1. 業務目的外でパソコンを利用中に詐欺サイトに接続 ~ 委託事業者パソナの従業員

    業務目的外でパソコンを利用中に詐欺サイトに接続 ~ 委託事業者パソナの従業員

  2. ガートナー、2025 年版の日本におけるセキュリティのハイプ・サイクル発表

    ガートナー、2025 年版の日本におけるセキュリティのハイプ・サイクル発表

  3. 諭旨解雇処分 ~ 電気通信大学 准教授 共同研究先の企業に秘密を漏えい

    諭旨解雇処分 ~ 電気通信大学 准教授 共同研究先の企業に秘密を漏えい

  4. Microsoft が土壇場で譲歩 欧州 Windows 10 ユーザーだけに猶予措置

    Microsoft が土壇場で譲歩 欧州 Windows 10 ユーザーだけに猶予措置

  5. アサヒグループホールディングスにサイバー攻撃、現時点で復旧の目処立たず

    アサヒグループホールディングスにサイバー攻撃、現時点で復旧の目処立たず

ランキングをもっと見る
PageTop