Apache Tomcatに複数の脆弱性 | ScanNetSecurity
2026.05.16(土)

Apache Tomcatに複数の脆弱性

 独立行政法人情報処理推進機構(IPA)および一般社団法人JPCERT コーディネーションセンター(JPCERT/CC)は10月11日、Apache Tomcatにおける複数の脆弱性について「Japan Vulnerability Notes(JVN)」で発表した。影響を受けるシステムは以下の通り。

脆弱性と脅威 セキュリティホール・脆弱性

 独立行政法人情報処理推進機構(IPA)および一般社団法人JPCERT コーディネーションセンター(JPCERT/CC)は10月11日、Apache Tomcatにおける複数の脆弱性について「Japan Vulnerability Notes(JVN)」で発表した。影響を受けるシステムは以下の通り。

・CVE-2023-45648、CVE-2023-44487、CVE-2023-42795
Apache Tomcat 11.0.0-M1から11.0.0-M11まで
Apache Tomcat 10.1.0-M1から10.1.13まで
Apache Tomcat 9.0.0-M1から9.0.80まで
Apache Tomcat 8.5.0から8.5.93まで

・CVE-2023-42794
Apache Tomcat 9.0.70から9.0.80まで
Apache Tomcat 8.5.85から8.5.93まで

 The Apache Software Foundationでは、それぞれ下記のような影響を受ける可能性があるApache Tomcatの脆弱性に対するアップデートを公開した。

・HTTP Trailer headerを正しく解析しない問題(CVE-2023-45648)
→ Tomcatをリバースプロキシの背後に配備している場合、意図しないリクエストを受け付ける

・HTTP/2プロトコルを採用するサーバに大量のリクエストのキャンセルによりサーバリソースを消費する問題(CVE-2023-44487)
→サービス運用妨害(DoS)状態にされる

・内部オブジェクトを次のリクエスト/レスポンスで再利用する前にリサイクル処理をする場合、エラーが発生する問題(CVE-2023-42795)
→現在のリクエストおよびレスポンスの情報が漏えいする

・Tomcatで利用しているCommons FileUploadにアップロードされたファイルのストリームを閉じることが出来ない問題(CVE-2023-42794)
→サービス運用妨害(DoS)状態にされる

 JVNでは、開発者が提供する情報をもとに最新版へアップデートするよう呼びかけている。なお本脆弱性は、下記のバージョンで修正されている。

・CVE-2023-45648、CVE-2023-44487、CVE-2023-42795
Apache Tomcat 11.0.0-M12
Apache Tomcat 10.1.14
Apache Tomcat 9.0.81
Apache Tomcat 8.5.94

・CVE-2023-42794
Apache Tomcat 9.0.81
Apache Tomcat 8.5.94

《ScanNetSecurity》

関連記事

特集

PageTop

アクセスランキング

  1. マネーフォワードが利用する「GitHub」の認証情報が漏えい、リポジトリがコピーされる

    マネーフォワードが利用する「GitHub」の認証情報が漏えい、リポジトリがコピーされる

  2. あいおいニッセイ同和損害保険からの出向者がトヨタ自動車の内部情報を不適切に提供

    あいおいニッセイ同和損害保険からの出向者がトヨタ自動車の内部情報を不適切に提供

  3. 【新技術レポート】標的型メール攻撃に対する新しい防御のしくみ-富士通社員10万人が使う誤送信ソリューションを拡張

    【新技術レポート】標的型メール攻撃に対する新しい防御のしくみ-富士通社員10万人が使う誤送信ソリューションを拡張

  4. 【インタビュー】「日本を守らないと」、標的型サイバー攻撃に取り組む危機感(ソリトンシステムズ)

    【インタビュー】「日本を守らないと」、標的型サイバー攻撃に取り組む危機感(ソリトンシステムズ)

  5. 未承認端末の検出・即時遮断製品と「Firebox」を連携(ウォッチガード、SecuLynx)

    未承認端末の検出・即時遮断製品と「Firebox」を連携(ウォッチガード、SecuLynx)

ランキングをもっと見る
PageTop