弁護士視点で見た REvil 解体の論点 ~ ユーロポール・FBI・FSB 連携は快挙なのか? | ScanNetSecurity
2026.03.05(木)

弁護士視点で見た REvil 解体の論点 ~ ユーロポール・FBI・FSB 連携は快挙なのか?

REvilプラットフォームのテイクダウン、グループの解体は、FBIやユーロポール、ロシアFSB、さらに米露政府も異例の国際連携の成果だが、捜査プロセスを細かに調べると不明な部分もあり、課題も残している。

研修・セミナー・カンファレンス セミナー・イベント
イタリアの弁護士 アンドレア・モンティ氏
イタリアの弁護士 アンドレア・モンティ氏 全 3 枚 拡大写真

 CODE BLUE 2023 の開催が迫る。今年の開期は明日 11月 8 日 (水) から 9 日 (木) まででフィジカル開催のみ。本稿では年開催された CODE BLUE 2022 の講演の中から、特に興味深かったセッションを厳選し、蔵出しでレポート記事をお届けする。

--

 世界的なランサムウェアグループ(プラットフォーム)である REvil が複数の捜査当局の合同摘発を受け 2022 年解体した。RaaS を人口に膾炙させたといっても過言ではない悪質な攻撃グループで、しばしば RaaS プラットフォームやその攻撃手法を指す場合もある。

 REvil プラットフォームのテイクダウンと組織の解体は、FBI やユーロポール、ロシアFSB、さらに米露政府による異例の国際連携の成果だ。大手メディアがこぞってこの快挙を報じた。だが、その一方で捜査プロセスを細かに調べると不明な部分もあり、課題も残している。イタリアの弁護士、Andrea Monti 氏は、REvil 解体が示唆する問題点として「我々は、この事件について何を知っていて、なにを知らないのか、あるいは知らされていないのか」があると主張している。


《中尾 真二( Shinji Nakao )》

関連記事

この記事の写真

/

特集

PageTop

アクセスランキング

  1. 穴吹ハウジングサービスへのランサムウェア攻撃、一部の情報資産の漏えいを確認

    穴吹ハウジングサービスへのランサムウェア攻撃、一部の情報資産の漏えいを確認

  2. 私的宴席で救急事案の概要を漏えい、主任消防主事の男性職員(20代)を懲戒処分

    私的宴席で救急事案の概要を漏えい、主任消防主事の男性職員(20代)を懲戒処分

  3. React サーバーにおける遠隔からの任意のコード実行につながるシリアライズデータの検証不備(Scan Tech Report)

    React サーバーにおける遠隔からの任意のコード実行につながるシリアライズデータの検証不備(Scan Tech Report)

  4. EDR だけでは捉えきれない。クロスドメイン攻撃時代のセキュリティ対策 ~ クラウドストライクが提唱する 次世代 SIEM と AI 活用の実践手法

    EDR だけでは捉えきれない。クロスドメイン攻撃時代のセキュリティ対策 ~ クラウドストライクが提唱する 次世代 SIEM と AI 活用の実践手法PR

  5. マイナビが利用するクラウドサービスに不正アクセス、確認作業に一定の時間を要す見込み

    マイナビが利用するクラウドサービスに不正アクセス、確認作業に一定の時間を要す見込み

ランキングをもっと見る
PageTop