Trend Micro Apex One および Trend Micro Apex One SaaS に複数の脆弱性 | ScanNetSecurity
2025.12.04(木)

Trend Micro Apex One および Trend Micro Apex One SaaS に複数の脆弱性

 独立行政法人情報処理推進機構(IPA)および一般社団法人JPCERT コーディネーションセンター(JPCERT/CC)は11月10日、Trend Micro Apex OneおよびTrend Micro Apex One SaaSにおける複数の脆弱性について「Japan Vulnerability Notes(JVN)」で発表した。

脆弱性と脅威 セキュリティホール・脆弱性

 独立行政法人情報処理推進機構(IPA)および一般社団法人JPCERT コーディネーションセンター(JPCERT/CC)は11月10日、Trend Micro Apex OneおよびTrend Micro Apex One SaaSにおける複数の脆弱性について「Japan Vulnerability Notes(JVN)」で発表した。影響を受けるシステムは以下の通り。

Trend Micro Apex One 2019
Trend Micro Apex One SaaS

 トレンドマイクロ株式会社の Trend Micro Apex One および Trend Micro Apex One SaaS には下記の影響を受ける複数の脆弱性が存在する。

・セキュリティエージェントにおけるリンク解釈の問題に起因した権限昇格
・セキュリティエージェントにおけるオリジン確認エラーの脆弱性に起因した権限昇格
・プラグインマネージャモジュールにおけるオリジン確認エラーの脆弱性に起因した権限昇格
・マネジメントコンソールにおけるローカルファイルインクルードの脆弱性に起因した権限昇格

 JVNでは、トレンドマイクロが提供する情報をもとにパッチを適用するよう呼びかけている。トレンドマイクロでは、本脆弱性の対策として次のパッチをリリースしている。

Trend Micro Apex One 2019 SP1 CP 12526

 なお Trend Micro Apex One SaaS については、2023年9月のメンテナンスで修正済みとなっている。

 または、当該製品の管理コンソールへのアクセスを、信頼できるネットワークからのみに制限することで、本脆弱性の影響を軽減することが可能となっている。

《ScanNetSecurity》

関連記事

特集

PageTop

アクセスランキング

  1. ゼネラルで使用していた端末から情報流出の可能性

    ゼネラルで使用していた端末から情報流出の可能性

  2. 流出先での営業活動が新たに判明 ~ ヤマト運輸の元従業員による情報不正持ち出し

    流出先での営業活動が新たに判明 ~ ヤマト運輸の元従業員による情報不正持ち出し

  3. 期限警告 金銭未払 情報漏えい ~ 迷惑メール「HEUR:Hoax.Script.Scaremail」が受信者を脅しそして煽る 5 つのパターン

    期限警告 金銭未払 情報漏えい ~ 迷惑メール「HEUR:Hoax.Script.Scaremail」が受信者を脅しそして煽る 5 つのパターン

  4. テインへのランサムウェア攻撃、子会社の中国工場が 1 週間稼働を停止

    テインへのランサムウェア攻撃、子会社の中国工場が 1 週間稼働を停止

  5. コバヤシのサーバに不正アクセス、情報が窃取されるもデータ暗号化や業務停止に至る被害は無し

    コバヤシのサーバに不正アクセス、情報が窃取されるもデータ暗号化や業務停止に至る被害は無し

ランキングをもっと見る
PageTop