AI セキュリティの指針「AI TRiSM」とは? ガードナー氏講演 | ScanNetSecurity
2026.09.13(日)

AI セキュリティの指針「AI TRiSM」とは? ガードナー氏講演

 ガートナー シニアディレクター・アナリストのデール・ガードナー氏は、業務への AI 活用におけるセキュリティ戦略として「AI TRiSM」を提唱している。AI TRiSM とは何か?

研修・セミナー・カンファレンス セミナー・イベント
ガートナー シニアディレクター・アナリストのデール・ガードナー氏
ガートナー シニアディレクター・アナリストのデール・ガードナー氏 全 9 枚 拡大写真

 数百から数千個の AI モデルを適用・展開している組織はすでに 70 %を超えているという(ガートナー調査)。そして AI 自体が攻撃ベクターのひとつになっていることも論を待たないだろう。AI に対するセキュリティ、信頼性の担保は企業活動をも左右する時代だ。

ガートナー シニアディレクター・アナリストのデール・ガーナー(Dale Gardner)氏は、業務への AI 活用におけるセキュリティ戦略として「AI TRiSM」を提唱している。AI TRiSM とは何か。「ガートナー セキュリティ&リスクマネジメントサミット2023」の氏の講演内容からその考え方と概要を整理する。

● AI 活用で CISO が考えるべきポイント


 過熱気味のムーブメントにも押され、マイナーなインシデントや AI との関連が薄いものまで AI のリスクとして報道される面があるものの、AI リスクは現実的なものとなっている。顔認証のミス、AI を利用したディープフェイク、AI の不適切利用、雇用機会への影響、著作権や剽窃に関する議論は各所で見聞きする。

「 100 以上の AI をデプロイしている企業が 73 %に達している。AI、分散クラウド、SASE、エッジコンピューティングのような先進テクノロジーのうち、すでにデプロイ済みか 12 か月以内にデプロイ予定と答えた企業も 48 %と回答数がいちばん多いテクノロジーとなった。このような状況で CISO が考えなければならないのは「AI はいつ、どこで、どのように侵害される(される可能性がある)のか」そして「どのような対策・行動が必要なのか」という 2 つだ(ガードナー氏)」

《中尾 真二( Shinji Nakao )》

関連記事

この記事の写真

/

特集

PageTop

アクセスランキング

  1. 立教大学利用のGoogeアカウントに不正アクセス、合計17,668件の迷惑メールを送信

    立教大学利用のGoogeアカウントに不正アクセス、合計17,668件の迷惑メールを送信

  2. フロンティア AI 時代の脆弱性対処を支援するセキュリティ向け AI 技術「cotomi Security for Industry」を NEC が開発

    フロンティア AI 時代の脆弱性対処を支援するセキュリティ向け AI 技術「cotomi Security for Industry」を NEC が開発

  3. 通常とは異なるセキュリティ認証を求める画面が表示される事象を確認 ~ 日本ブラインドサッカー協会ウェブサイトが改ざん被害

    通常とは異なるセキュリティ認証を求める画面が表示される事象を確認 ~ 日本ブラインドサッカー協会ウェブサイトが改ざん被害

  4. いまでやが管理する注文情報が外部流出した可能性、フィッシングサイト上でカード情報を入力する被害も

    いまでやが管理する注文情報が外部流出した可能性、フィッシングサイト上でカード情報を入力する被害も

  5. 耳鼻咽喉科の廃棄予定の問診票を裏紙使用し患者に交付

    耳鼻咽喉科の廃棄予定の問診票を裏紙使用し患者に交付

ランキングをもっと見る
PageTop