AI セキュリティの指針「AI TRiSM」とは? ガードナー氏講演 | ScanNetSecurity
2024.07.23(火)

AI セキュリティの指針「AI TRiSM」とは? ガードナー氏講演

 ガートナー シニアディレクター・アナリストのデール・ガードナー氏は、業務への AI 活用におけるセキュリティ戦略として「AI TRiSM」を提唱している。AI TRiSM とは何か?

研修・セミナー・カンファレンス セミナー・イベント
ガートナー シニアディレクター・アナリストのデール・ガードナー氏
ガートナー シニアディレクター・アナリストのデール・ガードナー氏 全 9 枚 拡大写真

 数百から数千個の AI モデルを適用・展開している組織はすでに 70 %を超えているという(ガートナー調査)。そして AI 自体が攻撃ベクターのひとつになっていることも論を待たないだろう。AI に対するセキュリティ、信頼性の担保は企業活動をも左右する時代だ。

ガートナー シニアディレクター・アナリストのデール・ガーナー(Dale Gardner)氏は、業務への AI 活用におけるセキュリティ戦略として「AI TRiSM」を提唱している。AI TRiSM とは何か。「ガートナー セキュリティ&リスクマネジメントサミット2023」の氏の講演内容からその考え方と概要を整理する。

● AI 活用で CISO が考えるべきポイント


 過熱気味のムーブメントにも押され、マイナーなインシデントや AI との関連が薄いものまで AI のリスクとして報道される面があるものの、AI リスクは現実的なものとなっている。顔認証のミス、AI を利用したディープフェイク、AI の不適切利用、雇用機会への影響、著作権や剽窃に関する議論は各所で見聞きする。

「 100 以上の AI をデプロイしている企業が 73 %に達している。AI、分散クラウド、SASE、エッジコンピューティングのような先進テクノロジーのうち、すでにデプロイ済みか 12 か月以内にデプロイ予定と答えた企業も 48 %と回答数がいちばん多いテクノロジーとなった。このような状況で CISO が考えなければならないのは「AI はいつ、どこで、どのように侵害される(される可能性がある)のか」そして「どのような対策・行動が必要なのか」という 2 つだ(ガードナー氏)」


《中尾 真二( Shinji Nakao )》

この記事の写真

/

特集

関連記事

PageTop

アクセスランキング

  1. ランサムウェア集団が謝罪

    ランサムウェア集団が謝罪

  2. 富士通の複数の業務パソコンに高度な手法で攻撃を行うマルウェア、複製指示のコマンドを実行し拡大

    富士通の複数の業務パソコンに高度な手法で攻撃を行うマルウェア、複製指示のコマンドを実行し拡大

  3. 国際手配のランサム犯 逮捕されずに世界中を旅行

    国際手配のランサム犯 逮捕されずに世界中を旅行

  4. 世界規模の障害発生 ~ CrowdStrike CEO ジョージ・カーツ 公式コメント

    世界規模の障害発生 ~ CrowdStrike CEO ジョージ・カーツ 公式コメント

  5. 東京海上日動火災保険 提携先の税理士法人にランサムウェア攻撃

    東京海上日動火災保険 提携先の税理士法人にランサムウェア攻撃

ランキングをもっと見る
PageTop