富士ソフト製 +F FS010M に OSコマンドインジェクションの脆弱性 | ScanNetSecurity
2025.11.18(火)

富士ソフト製 +F FS010M に OSコマンドインジェクションの脆弱性

 独立行政法人情報処理推進機構(IPA)および一般社団法人JPCERT コーディネーションセンター(JPCERT/CC)は3月18日、富士ソフト製+F FS010MにおけるOSコマンドインジェクションの脆弱性について「Japan Vulnerability Notes(JVN)」で発表した。

脆弱性と脅威 セキュリティホール・脆弱性

 独立行政法人情報処理推進機構(IPA)および一般社団法人JPCERT コーディネーションセンター(JPCERT/CC)は3月18日、富士ソフト製+F FS010MにおけるOSコマンドインジェクションの脆弱性について「Japan Vulnerability Notes(JVN)」で発表した。情報通信研究機構 サイバーセキュリティ研究所の倉盛剛志氏が報告を行っている。影響を受けるシステムは以下の通り。

・CVE-2025-24306
+F FS010M V2.0.0_1101より前のバージョン

・CVE-2025-25220
+F FS010M V2.0.1_1101より前のバージョン

 富士ソフト株式会社が提供する+F FS010Mには、下記の影響を受ける可能性がある複数の脆弱性が存在する。

・OSコマンドインジェクション(CVE-2025-24306)
→管理者アカウントでログイン可能なユーザによって任意のOSコマンドを実行される

・OSコマンドインジェクション(CVE-2025-25220)
→ゲストアカウントでアクセス可能なユーザによって任意のOSコマンドを実行される

 JVNでは、開発者が提供する情報をもとにファームウェアを最新版へアップデートするよう呼びかけている。なお、これらの脆弱性は下記のバージョンで修正されている。

・CVE-2025-24306
+F FS010M V2.0.0_1101

・CVE-2025-25220
+F FS010M V2.0.1_1101

《ScanNetSecurity》

関連記事

特集

PageTop

アクセスランキング

  1. テインにランサムウェア攻撃、グループ各社にも影響

    テインにランサムウェア攻撃、グループ各社にも影響

  2. 東証上場企業 クレジットカード情報流出 88 日後公表

    東証上場企業 クレジットカード情報流出 88 日後公表

  3. Blue Yonder社のシフト作成ツールへの不正アクセスで西友従業員の個人情報が漏えい

    Blue Yonder社のシフト作成ツールへの不正アクセスで西友従業員の個人情報が漏えい

  4. 公開サーバのファイルと同じ ~ サイバー攻撃グループ名乗る人物が「IIJ からソースコードを盗み出した」とファイルを添付し投稿

    公開サーバのファイルと同じ ~ サイバー攻撃グループ名乗る人物が「IIJ からソースコードを盗み出した」とファイルを添付し投稿

  5. 攻撃者側のウェブサイトに社名と会社ロゴが掲載 ~ エネサンスホールディングスへのランサムウェア攻撃

    攻撃者側のウェブサイトに社名と会社ロゴが掲載 ~ エネサンスホールディングスへのランサムウェア攻撃

ランキングをもっと見る
PageTop