顧客に届いた「Oracle からの手紙」にセキュリティのプロが全力でツッコミ | ScanNetSecurity
2026.06.13(土)

顧客に届いた「Oracle からの手紙」にセキュリティのプロが全力でツッコミ

 オラクルは、自社のパブリッククラウド帝国への侵入について顧客に手紙を送ったが、その際、「Oracle Cloud Infrastructure(OCI)」は影響を受けていないと主張したため、情報セキュリティコミュニティーでは嘲笑と怒りが入り混じった反応が巻き起こった。

国際 TheRegister
(イメージ画像)
(イメージ画像) 全 1 枚 拡大写真

 Oracle は、自社のパブリッククラウド帝国への侵入について顧客に手紙を送ったが、その際、「Oracle Cloud Infrastructure(OCI)」は影響を受けていないと主張したため、情報セキュリティコミュニティーでは嘲笑と怒りが入り混じった反応が巻き起こった。

 この手紙は現在公開されており、企業メッセージの解読は本誌 The Register 誌(編集部註:本記事はイギリスの調査報道系 IT ニュース誌 The Register の特約記事です)のハゲタカたちの仕事に含まれることから、その意味がわかるように翻訳や注釈を加えながら、手紙の全文を紹介することにした。

 ご存じない方のために説明すると、今週 Oracle の顧客にメールで送られたこの手紙は、Oracle がホストしているサーバーへの侵入とデータの盗難に関するもので、その記事はこちらこちらこちらでお読みいただける。

では、手紙の本文を上から順番に見ていこう。

April 7, 2025
2025年4月7日

 侵入者は、Oracle から盗んだデータを 3 月 20 日にサイバー犯罪フォーラムで売りに出した。ビッグレッド( Oracle の通称)が、この件について顧客に連絡するまでに 18 日ほどを要したという事実は、このデータベースの巨人が事件をたいへん深刻に受け止めている、あるいはその真逆であることを物語っている。

Dear Oracle customer,
親愛なる Oracle の顧客の皆様へ

 まあ、これは「毛を刈られるのを待つ愛しい羊たちへ」よりはマシな響きだ。


《The Register誌特約記事》

関連記事

この記事の写真

/

特集

PageTop

アクセスランキング

  1. 日本大学文理学部のウェブサイトが改ざん被害、カジノサイトを模した不正な画面が表示

    日本大学文理学部のウェブサイトが改ざん被害、カジノサイトを模した不正な画面が表示

  2. CAMPFIRE への不正アクセス、従業員が発行した GitHub 認証情報が個人開発で利用していたサーバ上に意図せずアップロードされ不正利用

    CAMPFIRE への不正アクセス、従業員が発行した GitHub 認証情報が個人開発で利用していたサーバ上に意図せずアップロードされ不正利用

  3. SOC サービスの実態に迫る:株式会社SHIFT SECURITY と株式会社クラフ、新たな監視サービスへの挑戦

    SOC サービスの実態に迫る:株式会社SHIFT SECURITY と株式会社クラフ、新たな監視サービスへの挑戦PR

  4. 中学校でサポート詐欺被害、口座から 100 円と 999 万 9,999 円の送金

    中学校でサポート詐欺被害、口座から 100 円と 999 万 9,999 円の送金

  5. ビジュアルアーツに不正アクセス、発売前ゲームのマスターデータが海外Webサイトにアップロード

    ビジュアルアーツに不正アクセス、発売前ゲームのマスターデータが海外Webサイトにアップロード

ランキングをもっと見る
PageTop