顧客に届いた「Oracle からの手紙」にセキュリティのプロが全力でツッコミ | ScanNetSecurity
2026.04.09(木)

顧客に届いた「Oracle からの手紙」にセキュリティのプロが全力でツッコミ

 オラクルは、自社のパブリッククラウド帝国への侵入について顧客に手紙を送ったが、その際、「Oracle Cloud Infrastructure(OCI)」は影響を受けていないと主張したため、情報セキュリティコミュニティーでは嘲笑と怒りが入り混じった反応が巻き起こった。

国際 TheRegister
(イメージ画像)
(イメージ画像) 全 1 枚 拡大写真

 Oracle は、自社のパブリッククラウド帝国への侵入について顧客に手紙を送ったが、その際、「Oracle Cloud Infrastructure(OCI)」は影響を受けていないと主張したため、情報セキュリティコミュニティーでは嘲笑と怒りが入り混じった反応が巻き起こった。

 この手紙は現在公開されており、企業メッセージの解読は本誌 The Register 誌(編集部註:本記事はイギリスの調査報道系 IT ニュース誌 The Register の特約記事です)のハゲタカたちの仕事に含まれることから、その意味がわかるように翻訳や注釈を加えながら、手紙の全文を紹介することにした。

 ご存じない方のために説明すると、今週 Oracle の顧客にメールで送られたこの手紙は、Oracle がホストしているサーバーへの侵入とデータの盗難に関するもので、その記事はこちらこちらこちらでお読みいただける。

では、手紙の本文を上から順番に見ていこう。

April 7, 2025
2025年4月7日

 侵入者は、Oracle から盗んだデータを 3 月 20 日にサイバー犯罪フォーラムで売りに出した。ビッグレッド( Oracle の通称)が、この件について顧客に連絡するまでに 18 日ほどを要したという事実は、このデータベースの巨人が事件をたいへん深刻に受け止めている、あるいはその真逆であることを物語っている。

Dear Oracle customer,
親愛なる Oracle の顧客の皆様へ

 まあ、これは「毛を刈られるのを待つ愛しい羊たちへ」よりはマシな響きだ。


《The Register誌特約記事》

関連記事

この記事の写真

/

特集

PageTop

アクセスランキング

  1. 町役場へ「USBメモリを拾得したのでお返しします」と綴った手紙(ただし USB は同封されず)

    町役場へ「USBメモリを拾得したのでお返しします」と綴った手紙(ただし USB は同封されず)

  2. PC端末がマルウェア感染しアカウントの認証情報が窃取、海外から継続的な不正ログインと複数の宛先へのメール送信

    PC端末がマルウェア感染しアカウントの認証情報が窃取、海外から継続的な不正ログインと複数の宛先へのメール送信

  3. ジョイフル委託先のザイナスにサイバー攻撃、サーバ内のデータベースの一部が削除

    ジョイフル委託先のザイナスにサイバー攻撃、サーバ内のデータベースの一部が削除

  4. 20万2,581件のスパムメール送信の可能性 ~ 国交省「子育てエコホーム支援事業」事務事業者 博報堂が利用するメールサーバに不正アクセス

    20万2,581件のスパムメール送信の可能性 ~ 国交省「子育てエコホーム支援事業」事務事業者 博報堂が利用するメールサーバに不正アクセス

  5. ホソカワミクロンへのサイバー攻撃、マイナンバー含む個人情報が漏えい

    ホソカワミクロンへのサイバー攻撃、マイナンバー含む個人情報が漏えい

ランキングをもっと見る
PageTop